事故による入院中、特に入院初日とその翌日は「ICU」のベッドの上でした。
体のあちこちにはセンサーが付けられ、いろんなデータが計測されていました。
主治医の先生からも、「自転車とは言え、生身の人体が車とぶつかる訳だから、助かったのは奇跡」とも言われました。
幸い、頭を強打していなかったので、事故直後から意識はしっかりしていました。
ただ、左腕の傷が酷く、麻酔・殺菌・洗浄などの応急処置が施され、ガーゼなどで完全に覆われました。この傷自体は殆ど痛みはありませんでした。
また、左肩を強打したため、事故当時から痛みがあり、また、「左部肺挫傷」と共に、左の肋骨にはヒビが入っていたため、左胸周辺も鈍い痛みがありました。
(肩の痛みの方が数倍勝っていたし、それよりも、今までに「もっと鋭く強烈な痛み」を「帯状疱疹」で経験していたため、例え痛くても「痛くない(痛いうちに入らない)」と言うそぶりを見せたら、「我慢強いですね。」と驚いていました。
駆けつけた両親は、先生と一緒にお話している最中、その事を聞いた途端、「我慢しなきゃいけないのは当然だろう。」と言いました。
肺挫傷による呼吸困難も危惧されましたが、その後の経過も良くて、CTの画像を見比べて、「事故当時と比べると、随分と良くなったのが判りますし、これ位まで状態が改善すれば、治ったと判断して良い。ただ、肋骨などの痛みがあるから、まだまだ気を付けて。」と言われました。
もっとも、この「肺挫傷」ですが、私は今までにタバコは1本も吸った事が無く、事故前に行った地元の集団検診(胸部レントゲン)では「異常なし」の通知を受けたのに、事故後のレントゲン写真では、特に左の肺の随所に「白い影」が写っていました。
(「左肺の殆どが真っ白」と言う状況でした。)
治療室で主治医の先生にその経緯を伝えると、「これは間違い無く事故による損傷だ。」と確信されました。
「点滴」ですが、「抗生物質(傷口の化膿止め)」と「水分・ミネラル補給」のみで、肺の治療は一切行っていなかったそうです。
お陰様で生きて家に帰る事が出来ましたが、だからこそ、「死に損ない」とか言われたくありません。