「バブリーな時代」を思い起こさせる、ハービー・ハンコックの(ある意味)「代表作」と言っても良い曲、それがこの「ロックイット」です。

DJはヘッドホンを片耳に当ててターンテーブルを「キュッキュキュッキュ…」とスクラッチングしまくって、ダンサーはブレイクダンス(スピン)で床に転がりまくる光景が、当時のディスコ(クラブ)シーンで見られました。

志村けんさんも、この曲に乗せて、「だいじょうぶだぁ」の番組内の1コーナーでDJのネタをやっていました。
田代まさしも、この頃は、志村さんに可愛がられていたっけなぁ…。

ハービー・ハンコックの楽曲全体で考えれば、この曲は「かなり異色の作品」として位置付けられるでしょう。

私自身、この曲を聴いた時は、ハービー・ハンコック自身が「ジャズ・プレイヤー」だなんて思いもしませんでした。

「え?この曲って、インストゥルメンタルだけど、このノリって明らかにロックじゃないの?」
なんて感じにしか思っていませんでした。

この曲を「フュージョン」として考えれば、「ジャズ」として分類する事も可能ですけど、ディスコ/クラブシーンで流行っていた事を考えると、「クラブミュージック」とも考えられます。

ジャズ…、じゃないと思うんだけどなぁ…。



そして、この時代を象徴するものとして、「ロングバージョン」などの形で「別バージョン」が「12インチシングル」(LPサイズのレコードだけど、回転数は「33回転」ではなく「45回転」)としてリリースされていました。



その後、「2.002」として「バージョンアップ」されましたが、「ハービー自身のサウンド」として面影が残されているのは、明らかに「ここまで」でしょう。

その後、多くの「リアレンジ」が施された作品が、さも「別バージョン」であるかの様に発表されましたが、アレンジャーのキャラ(個性)が全面に出てしまったのか、全くの「別物」となってしまいました。










「デフォルメしすぎ…(何じゃこりゃ??)」と私は思いました。
流石にここまで来ちゃうと、ハッキリ言って「台無し」です…。orz