「0.07秒の時間差によって生じる位置情報のズレが原因」として結論付けていました。

管制室とロケッ本体との通信に「0.07秒」と言う僅かな時間差が生じていたのです、
そして、その「0.07秒」と言う僅かな時間でも、地球は回っているため、「位置情報」にも「僅かなズレ」が生じてしまった、と言う訳なんですね。

その「0.07秒の時間差」と、それに伴う「位置情報のズレ」に対する「補正」は行われていなかった=「プログラム上の欠陥」だと、私は思いました。

従来は「人」が行っていた作業を、全て「機械任せ」にしたものの、ロケットに搭載されたコンピュータが、発車直前までのチェックを「これでもか!」と言う程「馬鹿正直」に行っていたため、「僅かなエラーも見逃さなかった」と言う事なんでしょう。

つまり、「コンピュータは(それほど)融通が利かない」と言う事を実証してしまったのです。

「その位の誤差なら、発射オーライ。」

人間なら、ある程度融通が利いたんでしょうけど、「機械任せの弊害」が、そんな所にも現れてしまったんでしょう。

「1+1=2絶対じゃなきゃいけない。僅かな誤差も許さない。」
それが「コンピュータの考え方」。

「フレキシブル(ファジー)な考え方」が、コンピュータには出来ません。

「機械任せ」にしている以上、その「0.07秒と言う僅かな時間差に伴う位置情報のズレ」も、正確に計算してやらないと、イプシロンの打ち上げは成功しないでしょうね。