NHK-FM 「きらクラ!」 BGM選手権 今回のお題。
納豆を器に出して、それになにも加えないで、そのまま、二本の箸でよくねりまぜる。
そうすると、納豆の糸が多くなる。
蓮(はす)から出る糸のようなものがふえて来て、かたくて練りにくくなって来る。
この糸を出せば出すほど納豆は、美味(うま)くなるのであるから、
不精をしないで、また手間を惜しまず、極力ねりかえすべきである。
かたく練り上げたら、醤油を数滴落としてまた練るのである。
また醤油数滴を落として練る。要するにほんの少しずつ醤油をかけては、
ねることを繰り返し、糸のすがたがなくなってどろどろになった納豆に、辛子を入れてよく攪拌する。
この時、好みによって薬味、ねぎのみじん切りを少量混和すると、
一段と味が強くなって美味(うま)い。茶漬けであってもなくても、納豆はこうして食べるべきものである。
(北大路魯山人 「納豆の茶漬け」より)
「納豆にネギ」、良くある話だろうと思うけど、個人的には「納豆は良くても、そこにネギが入るのは許せない…。」と思っています。