案の定(予想通り)「ロンドン五輪商戦」で完敗してしまったシャープ…。

「国内生産が足かせに…」とは言っていましたが、果たして、問題はそれだけなのでしょうか?

他社製品と性能を比較してみれば、我々素人でも判ってしまう事ですが、他社が主力製品を「4倍速液晶」をベースに開発しているのに対し、シャープは「4倍速液晶」の開発・投入をせず、あえて、「倍速液晶をベースとした新製品(240フレッドスピード)の投入」で勝負しましたが、結果は…。

やはり、各製品の違いが見た目で判る「目の肥えた人」には、シャープの液晶テレビの「見てはいけないところ(見られては困るところ)」が良く判った(気付かれてしまった)事でしょう。
「速い動きを伴う映像の表現が苦手」なんですね。
例を挙げるとするなら「高速スクロール表示のテロップ」がカクカクしてしまいます。
同様に、「ヘリなどからのスクロール的な空撮映像」や「車載カメラでのスクロール的な映像」でも…。
気にならない人にとってはどうでも良いかも知れませんけど、気になる人にとっては、どうしてもその「カクカクした映像」が目に付いてしまう事でしょう。

映像ソースによって「見たまま そのまま ありのまま」を表現するテレビ、と言う様な表現をする人もいる様ですけど、他社の製品に良くある「従来の液晶テレビでは表現出来ない(足りない)部分を緻密に計算・処理・補完(補正)された映像」を表現するテレビと比べて「どうか?」と言う事になるでしょう。

となると、「どれを買えば良いのか」と言う時点で、候補から外されてしまう事は、「同社の製品に対する特別なこだわり」や「純国産に対する特別なこだわり」でも無い限り、明確になる事でしょうね。

「クアトロン3D」も「4倍速液晶パネル」の採用が鍵を握る訳ですけど、その一方で、「門外不出」とされた「クアトロン」など、シャープ独自の技術の海外流出は、「コスト面」からも避けられないでしょう。

シャープのテレビ、「廉価モデル」は「海外生産」されていましたが、同社の売りでもある「クアトロン」等の「上位モデル(高級機)」として位置づ付けられた製品は、日本国内で製造され、その証として「世界の亀山ブランド」のラベルが貼られていました。
製品の品質を保証するものだとは思いますけどね…。

クアトロンではない、通常の「4倍速パネル」を搭載した3Dモデル。
それを「世界の亀山ブランド」として製造・販売したら、どんな製品になる事でしょうね。
「4倍速パネルでも、クアトロンじゃなきゃ、3Dとしての意味がない!」と思う人もいるでしょうけど…。