素材と製法が同様だと、だいたい似た様な酒になる事が多いですけど、中には「自家培養酵母」にこだわった酒造りをしている酒蔵もあります。
その場合、その蔵本独自の、「製法は違うのに、出来上がった酒の持ち味が全体的に似通ってくる」事があります。
一口に「蔵癖(くらぐせ)」などと言う表現をしますが、「酵母」と言うミクロの存在を考えると、その酵母の持っているDNAによって、「その蔵元伝統の味」が脈々と受け継がれてきたと、私は思います。

昨夜、高の井酒造の「越の初梅 純米吟醸」を呑みましたが、一般的に良くある純米吟醸のフルーティーな香りとはひと味違う、高の井酒造独自の持ち味を感じた様に思いました。

以前呑んだ同蔵元の「ハチカラ」の味を思い出し、何だかそんな印象を受けてしまいました。
酒の製造方法(種別)は全く違うんですけどね…。

蔵元の気候風土も関係しているのではないか?
そんな風にも思いますし…。

他にも、そういった印象を受ける、その蔵独自の呑み口(香味)を持った蔵元の酒はありますね。