昔懐かしい名車の中に、「ケンメリGT-R」があります。
「’72年」と言う年代から考えて、私自身、まだ物心が付かない(記憶にない)年代でして、ドレスアップカーの専門雑誌を高校生の頃に立ち読みしたり、購読したりしていて、「昔の車なのに、何故かカッコいい」と思ったものでした。
「ノーマルのケンメリ」よりも、「GT-R」のエンブレムがあるだけで「おぉ~っ!」と思ったのは言うまでもありませんが、実はこの「ケンメリGT-R」、「幻の名車」として歴史に名を残しました。
車の性能は(当時としては)良かったんだろうけど、「排ガス規制」と言う法律に抵触してしまい、「市販車」でありながら、まさかの「レギュレーション違反」のレッテルを貼られてしまったのでした。
となれば、当然、生産も中止に追い込まれてしまった訳で、何台生産されたのかは判りませんが(ウィキれば判るかも)、その生産台数の少なさ(希少性)から、「幻の名車」としてクローズアップされる事が多かったのです。
この「ケンメリ」を最後に、一旦は「GT-R」の歴史は途絶えてしまう訳ですが、「R32(だったっけ?)」で復活し、国内のツーリングカーレースを席巻するのでした。
「ハコスカ」よりも、「ケンメリ」の「とんがった感じの見た目」が好きですね。