【送料無料】 Berlioz ベルリオーズ / 幻想交響曲 パイタ&ロンドン交響楽団 輸入盤 ...

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諸用で新潟市内(中心市街地方面)へ行きました。

あちこち回って、かねてから「閉店前にまた行きたい」と思っていた「コンチェルト」へ行きました。
どれにしようかと、品数の少なくなってしまった在庫品(音源)の中から、一応、「お小遣いの範囲」程度に2枚をピックアップしました。
そのうちの1枚が、偶然目に入ったベルリオーズの「幻想交響曲」でした。
オケを見てみると、「カルロス・パイタ指揮/ロンドン交響楽団」でした。
「N響アワー」で、チョン・ミョンフンが振っていましたが、放送時間の都合(?)で、第2楽章が途中までカットされていたのです…。
(全曲フルで放映してくれたら良かったのに、楽曲の解説が…。ww)

そんな事もあり、この曲が気になっていました。

それで、「物は試し」と言う奴で、見つけたついでに購入してみました。

この「幻想交響曲」、有名な旋律もあるんですけど、個人的にもそうでなくても、、聴き所は「第5楽章」だと思うのです。

本来の譜面の指示通りで演奏するなら、この楽章で「鐘」と「オフィクレイド」が登場します。
でも、「鐘」は「鐘」でも、「のど自慢」でお馴染みの「チューブラベル」が用いられています。
(「ごっついほんまもんの鐘」を使って欲しかったなぁ…。それで無ければ「ハンドベルの大きい奴に似た鐘」をハンマーで「コぉ~ン♪」と叩くとか…。のど自慢の「カぁ~ン♪」じゃなぁ…。ww)

そして、「オフィクレイド」に関しても、リアリティを追求でもしない限り、そこまで拘(こだわ)って演奏するケースは極めて稀だと思いますし、この「オフィクレイド」と言う楽器、主に「軍楽隊」で用いられる事が多かったそうですが、「チューバ」の登場によって、その役割を譲ってしまったのでしょう。
「オフィクレイド」は、「博物館にでも行かなければ見られない程、今では珍しくなった楽器」と言っていました。
実際、「かなりの年代物」っぽく、古ぼけた姿で見えてしまいます。
ピッカピカに磨き上げられた新品同様のオフィクレイドなんて、まず無いでしょうし…。

「チューバの原型」とされていますが、その形は、「チューバ」と言うよりも、どことなく「でっかいサックス」にも見えてしまいます。
(吹き口はサックスやクラリネットの様ではなく、他のラッパ類と同じ様な形です。)
チューバの低音よりも、「ちょっと息の漏れている様な感じの低音」なんです。

重厚感のある低音楽器の音色と、リズミカルで、どことなくコミカルな感じに聞こえる中(?)高音系の楽器が奏でるサウンドは、何処か面白おかしく聞こえてしまいます。ww

第5楽章だけを聴いても、十分楽しめる、とにもかくにも面白い演奏です。

この楽曲のコンセプト(エピソード:作曲秘話)を知った上で、この曲を聴くと、頭の中でベルリオーズの描いた妄想が広がります。
故に、私は、「幻想交響曲」と言うよりも「妄想交響曲」じゃないかと思うのです。wwww

また、この音源(パイタ&LSO)に限った事だと思いますが、とにかく「圧倒的な音圧(爆演)」が特徴の音源です。

聴く時は、ボリュームを抑えた方が良いかも知れません。ww
(ヘッドホンで聴いても、音量を抑えないと、「音割れ(歪み)」が生じます。)

ってか、どんなけハイレベルな録音やっちゅぅ~ねんな?wwww
(まぁ、自分も「自作(手焼きのCD)」で、ラインからPCに音声を取り込む時、レベルギリギリで入れちゃうから、こう言う事、あるっちゃぁあるけどね…。)
※聴くのは自分だけやから、えぇねんけどな…。wwwwww

ベルリオーズ:幻想交響曲@パイタ/LSO/アーティスト不明

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