先日、Eテレの「N響アワー」を、特に注目せずにサラっと聴いていました。
ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」。
指揮はウラディーミル・アシュケナージでした。
曲のタイトルや作曲者名は判らずとも、「どっかで聴いた事のあるワンフレーズ」ってあるものです。
この曲で言えば、第4楽章の冒頭部分です。
激しいティンパニの連打に続いて「チャ~ンチャ~ンチャぁ~ン♪タタタンタンタぁ~ンタタンタンタ~ン…♪」と続いていくあの有名なフレーズ。
「あぁ~x4はいx4、この曲だったのねぇ…。」
改めてそう思いました。
しかしながら、以前に「N響アワー」で演(や)ったマーラーの「4番」の時の印象と同じく、このアシュケナージは、「タクトをくねらせながら振る姿」が特徴的だと思います。
それに、ぱっと見、「華奢な体格」に映ってしまう事もあり、「可愛らしい指揮者」だと思います。
同じ曲を、例えばバーンスタインが振ってNYフィルが演(や)るとこんな感じになります。
バーンスタインが振っただけで、どうしてこんなに迫力満点な演奏になっちゃうんでしょうね。
「迫力」と言うか、「説得力」と言うか、とにかく「凄み」を感じます。
他にも佐渡 裕さんが振っている動画もありました。
佐渡さんが、ベルリンフィルを相手に振ると、こんな感じ…↓