いろいろ遊べるから…。

マザーボードの仕様から、試しに、「Phenom Ⅱ x4 960T BE」で、あえて「シングルコア動作」を試してみました。

まぁ、「ちょいとエコなＰＣ」と思えば、例えば、インテルで言う「Ａｔｏｍ」の様なＣＰＵだと思えば、それもアリなんじゃないかと思い、普通に使ってみました。

フリーソフトの「Core Temp」で計測してみると、確かに「シングルコア」で動作しているため、本来の「４コア動作」に比べても発熱が結構低いんです。

まぁ、「通常の１／４で動作している事」を考えると、「発熱量も１／４」と言う訳には行かないまでも、実際、「今時のＰＣをシングル動作させると、こんな感じだろうし、ＡｔｏｍなどのエコなＣＰＵを搭載した簡素なＰＣも、発熱量はこんなもんなんだろうなぁ…」と思いました。

「AMD Processor 6050e BE(Thuban)」と認識されていました。

元々が「Thuban」をベースに作られており、仕様上、「６コア」を「４コア動作」させているＣＰＵですから、「Zosma」と言う名前が付けられていても、ベースである「Thuban」と認識してしまうのです。

とは言え、普通じゃない状態で動かしているから、「おかしな品番」で認識されてしまうのです。

なお、ほんのお試しでやってみましたが、ちゃんと「６コア動作」も出来ました。
但し、発熱量も「普通じゃない値」になるそうですので、「純正のリテールクーラー」にしろ、「冷却性能の高いＣＰＵクーラー」を用いたにしろ、「常用」は止めといた方が良いでしょう。
「保証外」である事は勿論の事、挙げ句の果てには「熱破壊」を起こして「オシャカ」になってしまいます。

マザーボードもそうですが、このＣＰＵも、「結構遊べるアイテム」だと思いました。

まぁ、当初考えていた「１０６５Ｔ」が無かったし、「それ以上」を望んでもしょうがないと思っていたので、「むしろ、今はこいつで丁度良かったかなぁ…」と思っています。

「馬鹿正直な代物」じゃぁ、面白くありませんからね。