カーペンターズ~40/40 ベスト・セレクション/カーペンターズ

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青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ/カーペンターズ

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まずは、カーペンターズの数ある名曲の中から「Solitaire」。

これに関しては、「2番のサビの部分」だと思いますが、曲の展開的にも一番ピークに達するであろう事から、ひょっとすると、「飽和レベルに達したために歪んでしまった」事も考えられますし、また、その部分の全音が歪んでいる印象を受けるので、考えたくは無いけれど、「マスターテープの損傷」もあるんじゃないかと思われます。

Mahler: Symphony No. 8 / Georg Solti, Chicago S.../Chicago Symphony Orchestra

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Symphony 8 - Symphony of a Thousand/Chicago Symphony Orchestra

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そして、マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」の中でも、「名演中の名演」や「『千人』の決定版」などと評される事の多い、「ショルティ&シカゴ」の音源。
私も、この音源の演奏に関しては、「四の五の言わなくても、聴いてみればその凄さが判る、非の打ち所の無い完璧な演奏」だと思っていました。
が、「第2部・一番ラストの盛り上がる部分」で、歪んだ音を耳にしてしまったのでした。
この曲が録音された年代(’71年)を考えると、録音機材は当然「オープンリール(アナログ録音)」である事は間違いないでしょうし、それ故、(カセットテープでなくても)「シビアな録音レベルの微調整」が要求されたと思うのです。
打楽器・弦楽器・管楽器の音が渾然一体となって演奏される中で、問題の部分では「打楽器の低音のみ」に歪みを感じる事が出来るため、特にアナログ(テープ)では「飽和レベル」が周波数によって違う事を考えると、「低域の記録(録音)においてマスターテープの限界を超えてしまった」と考えるか、または、あの場面でのみ「打楽器の連続する低周波振動」によって「低周波歪み」が起こってしまったのではないか、と思うのです。

個人的に、、この曲に関しては、「アナログ録音の限界」を露呈してしまったのではないかと、どうしても思ってしまいました…。

特に、「デジタル録音された他の音源(千人の交響曲)」と聴き比べると、尚更その感覚は強くなってしまいます。

演奏は素晴らしいのに、最後の場面で「オチ」がありましたし、いくら「デジタルリマスターされた音源」とは言っても、この部分の手直し(修正/訂正)はどうしても上手く行かなかったんでしょうね…。

尚、漢字で表すと、「歪み」ですが、その読みは「ひずみ」の他に「ゆがみ」もあります。
某リサイクルショップで見た、ジャンク品(CDプレーヤー)に貼られていた札に「片チャンネル、音がゆがみます。」と書いてありました。
この場合、CDプレーヤーのワウフラ自体考えにくいので、「ゆがむ」と言うより「ひずむ」の方が正しい言い方でしょうね。
「レコードプレーヤー」や「カセットデッキ」などの「アナログデバイス」ならば、「走行系の不安定が原因で音がゆがむ」と言う言方は出来ますが…。