人生観が変わった曲だと思いました。
上手くは言えないけど…。
この「マーラーの10番」、琴線に触れるかどうかは、人によって微妙かも知れません。
「10番なんて、第1楽章以外はマーラーの曲じゃない。」と言う人もいます。
確かに、第1楽章(アダージョ)だけを聴くのも良いと思います。
でも、私は、「どうせなら全曲聴いてみたい」と思いました。
そもそも、交響曲と言うものは、壮大なスケールの楽曲だと思うのです。
故に、「10番」に関して言えば、「アダージョ」だけでも「25分程度」はあるものの、「第1楽章だけで終わってしまうのは物足りない」とも思いました。
その「全曲版」にしても「賛否両論」や「諸説」あり、主流とされる「デリック・クック版(最終的には第3稿第2版)」の後にも、20世紀末になって出版された「新版(改訂版)」もいくつか存在します。
マーラーが亡くなったのは1911年ですが、この「10番」が全曲版として補筆完成されたのは’75年、出版は’89年と、比較的新しい楽曲なのです。
「10番」の事は置いといて…
にわかに信じがたい気もしましたが、ポール・マッカートニーも、マーラーを絶賛したそうで、「ビートルズの原点」とも言える様です。
私の中では、ポールはむしろ、マーラーと言うよりも、モーツァルト的なイメージがあります。
どうしても…。
ジョンやジョージの晩年を考えると、むしろ、そっちの方が、マーラーに関してはしっくり来る様な感じがします。
(特に、「9番」や「10番」辺りの作風を考えると…。)
マーラー:交響曲第10番【高音質HQCD】/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトル(サイモン)

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「ラトルの10番」、とりわけ、このBPOとのライヴ音源は、あえて「HQCD」を選びましたが、音が良いのは当然ですけど、「流石はBPO!同じ曲でも、オケが違えば、こんなに違うもんなんだろうなぁ…。」と言うのを実感させてくれました。
同じ「ラトルの10番」で、「ボーンマス響との音源」もHQCDでも発売されていますが、何故か、「BPO」に比べると、「若さ」からくるのか、それとも、オケが「BPO」ではなく「ボーンマス響」だからなのか、両者を比べた時に「BPO」に軍配が挙がってしまう様です。
ボーンマス響の音源を聴いていないとは言え、この「BPO盤」は、定番の「クック版」でありながらも、他に評されている音源のイメージとは違い、「クック版に足りない何かを持ってる!」と感じました。
それに、「ライヴ音源のイメージ」を、良い意味で裏切ってくれた音源です。
(「ライヴ音源」と書いてありながら、ライヴ独特の「騒々しさ」を感じさせませんし、録音自体も結構良いです。)
マーラー:交響曲第10番/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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マーラー:交響曲第10番/ラトル(サイモン)

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Symphony 10/Gustav Mahler

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初めて聴いた「マーラーの10番」は、ロペス=コボス&シンシナティのテラーク盤(マゼッティJr版)です。
Mahler: Symphony No.10/Mahler

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「最高評価」とされる「ギーレンの10番」。
「音源」に関しては、「到着待ち」です…。
Symphony No 10/Mahler

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「9番」に関しては、どの音源が良いのか、自分でも良く判らなかった事もあり、とりあえず聴いてみたのが、「バルビの9番(HQCD)」でした。
HQCDの音の良さを試してみると言うのもありましたし、実際、音の輪郭がハッキリしていて、録音自体は確かに良かったと思っています。
しかし、「奇をてらった演奏をしない」とでも言いましょうか、基本に忠実なのかも知れませんけど、それ故に「+αに欠ける(面白みを感じない)」様な印象を受けました。
「9番」に関しては、現時点では、「琴線に触れる様な演奏」にはお耳にかかっていませんね…。
「極めて平均的」とでも言いましょうか、決して「駄盤」と言う訳ではないんですけどね…。
マーラー:交響曲第9番/バルビローリ(サー・ジョン)

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「極めて平均的」・「奇をてらった演奏をしない」でも、例えば、ショルティ&シカゴの「8番(千人…)」なんかは、私自身も好きな音源になりました。
「バルビの9番」に関しては、来ませんねぇ…。