いよいよ、大詰め(?)に来ました、私のマーラー・交響曲シリーズですけど、残るは「3番」、「5番」、「6番」。

「5番」と「6番」に関しては、普通のCDでも「1枚物」が見つかります。
ですが、「3番」に関しては、元々、演奏時間がトータルで100分近いため、どうしても「2枚」あるいは「3枚」になってしまいます。

ピックアップしたのが、バーンスタイン&NYフィルのソニクラの音源。
「録音の古さ」を感じさせないリマスター技術による音質の良さ、そして、マスターテープから起こしており、CD化するに当たって、「一括収録」されているため、CD1枚に収まっています。
何より「輸入盤だから」と言うのもあってか、価格も安いんです。
メジャーレーベルでありながら、この低価格には驚きました。

Symphony 5/Mahler

¥686
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Symphony 6 in a Minor/Mahler

¥701
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そして、私のブログではお馴染みの「テラーク盤」。
以前から「録音の良さ」には定評があります。
そして、日本国内の輸入販売元が「ユニヴァーサル」なんですけど、他の系列レーベルの音源と比べても格段に安いのが魅力です。
(「輸入盤」だから当然の事ですが、「国内盤(日本語解説付き)」とは随分価格差があります。)
↑中身自体は「同じ音源」なのに…。ww
やはり、クラッシックは極力「輸入盤」に限ります。テラークも「マイナーレーベル」だから安く入手出来るんでしょうね。

Symphony 6 in a Minor: Tragic/Gustav Mahler

¥876
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Symphony 5/Gustav Mahler

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やはり、「5番」と「6番」に関しては「1枚」でも、下に挙げる「3番」は、「CD<ロペス=コボス&シンシナティ>」に関しては「2枚」になってしまいます…。

Symphony 3/Gustav Mahler

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Symphony 3/Tiffin School Boys’ Choir

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その「複数枚」と言う無理難題を克服すべく、着目したのが、下に挙げた「SACD<ザンダー&フィルハモ>」。
テラークのSACDは、他社の音源と比べても、その価格設定はリーズナブルです。

Symphony 3 (Hybr)/Mahler

¥1,630
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「SACD」でも、「ハイブリッド盤」なので、普通のCDプレーヤーでも、聴ける事は聴けます。
一応ね。
ただ、ちゃんと聴くなら、やはり「SACD対応の再生機器」で聴かないと、その真価は発揮されません。


そして、「面倒くさい!」と思って着目したのが「ボックス物」。
テンシュテット&ロンドン(?)の音源ですが、「全曲を安く入手出来る」と言う点は評価出来ますが、一部の「長編物」に関しては、どうしても「複数枚」になっってしまう事でしょう。

Complete Symphonies 1-9/London Philharmonic Orchestra

¥6,315
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それに、曲によっては、特に「複数枚に渡る長編楽曲」では、ディスクの枚数の都合などから、結構ゴチャゴチャと細分化された状態で収録されているのではないか?と思うのです。
まぁ、数あるマーラーのボックスセット、それらのパッケージによって、内容はまちまちですから、良くは判りません。
でも、この「テンシュテットの音源」も、評価は高い様です。

シャイーのマーラー・ボックスも、その評価は非常に高い様ですね。

Complete Symphonies 1-10/Anna Larsson

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通常、「5番」から入るのがオススメなパターンらしいですが、その一方で、私もそうですが、「1番」から入ったと言う人もいます。
でも、私の場合、その後が「行き当たりばったり」と言う事もあって、「結構おかしな方向から拾っちゃったなぁ…」と言うのもあります。
中には、「曲の雰囲気があまりにも重すぎて、何が何だか良く判らない」と言う楽曲もありました。

まだ全曲聴いた訳ではありませんが、「1番(巨人)」は勿論の事、「8番(千人の交響曲)」や、ちょいとマーラーの線からは外れちゃった感じの(かわいらしい)「4番」などはオススメ出来ると思います。
「2番」は百歩譲ってまだ許せるかも知れませんが、「7番」と「9番」辺りは「どんより…。」って感じです。

「10番」に関しては、諸説・賛否両論あるので、あまりどうのこうのと言えませんが、私が聴いた「マゼッティ版(ロペス=コボス&シンシナティ)」に関して言えば、やはり、「予想通りの作品」でした。

Symphony 10: Revised Performing Version/Mahler

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あっさりし過ぎず、かといって、くどくもない。そんな感じの音源でした。
「シンシナティ節」が感じられる1枚でした。
↑「シンシナティ独特の、力強さや厚みの感じられる金管楽器の鳴りっぷり」とでも言いましょうか。
(カンゼル&シンシナティの音源を聴き慣れた人なら判るはずです。)
「正調」の「クック版」に関しては、まだ聴いた事がありません…。


Symphony No 10/Mahler

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