古い考えのクラッシック愛好家にとっては、マーラーの「10番」は、「未完成」故に、「第1楽章(アダージョ)のみ」こそが「真のマラ10」と言う解釈が大半を占める様ですが、「全曲補筆完成版」となると、その定番は、「クック版の第3稿第2版」とされており、それを元に、指揮者がアレンジを加えた音源がいくつかあります。
※「第1楽章(アダージョ)」だけは、マーラーの生前、彼の手によって、その殆どが譜面に書き残されていましたが、他の楽章に関しては、「草稿(10番と言う交響曲のイメージを書き残したラフスケッチ)」が残されただけでした。
その「草稿」を元にして、様々な解釈と研究の末、譜面上にに書き起こされたものが、「1楽章以外の楽曲を収録した音源」なのです。
書き起こされた数々の譜面が残されており、更に、指揮者の独自解釈も加えられた音源が発表されていますが、中でも「決定版」と言われているのが、ミヒャエル・ギーレン指揮/南西ドイツ放送交響楽団の音源です。
Symphony No 10/Mahler

¥1,802
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そして、それに準ずるであろう「決定版」とされているのが、リッカルド・シャイー&ベルリン放送交響楽団の音源。
Mahler: Symphony no 10 / Chailly, RSO Berlin/Gustav Mahler

¥1,577
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結構、音像のディテールはきめ細かな感じの様です。
そして、以前、ボーンマスでも「10番」を録音した事がある、サイモン・ラトルの音源。
この音源では、ベルリン・フィルでタクトを振りました。
各方面での評価もかなり高い様です。
一応、定番とされる「クック版」でありながらも、ラトルならではの独自の解釈も盛り込まれている様です。
「再発」されれば、もっと値段は下がるはずですが…。(特にHQCDは…。)
マーラー:交響曲第10番【高音質HQCD】/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトル(サイモン)

¥3,200
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Symphony 10/Gustav Mahler

¥1,455
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更に、「マーラーの作風からすると、ボリューム的にちょっと物足りない…。」とされる「クック版」を補完する形でリアレンジされたのが、「レモ・マゼッティJr.版(マゼッティ第2版)」としてリリースされた、ヘスス・ロペス・コボス指揮/シンシナティ交響楽団の音源です。
Symphony 10: Revised Performing Version/Mahler

¥1,577
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適度にボリュームを加えつつも、そんなにしつこくない演奏だそうですが、「テラーク盤愛聴者」の私としては、レーベルだけでも惹かれる所が多々あります。
ですが、残念ながら、この音源に対して、他の音源と聴き比べた上で、きちんと評価された記事が、ネット上では(あまりにも)少な過ぎます。
「他の音源と比べてどうなのか」と言う事を知りたくても、殆ど判りません。
「あまのじゃく」かなぁ…。
「テラーク盤」、駄目ですか?
新進気鋭の若手指揮者として、ここ数年で脚光を浴びているのがダニエル・ハーディング。
彼の指揮によるVPOの音源も「なかなか」との評判の様です。
Symphony No 10/Vienna Philharmonic Orchestra

¥1,577
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他にも、いくつかの「異版」がありますが、どれも「マーラーの解釈」からはかけ離れた楽曲となっているそうです。
(結構ボロクソに酷評されまくっている様ですが、あえて、どの版かは言わないでおきます。)
※「第1楽章(アダージョ)」だけは、マーラーの生前、彼の手によって、その殆どが譜面に書き残されていましたが、他の楽章に関しては、「草稿(10番と言う交響曲のイメージを書き残したラフスケッチ)」が残されただけでした。
その「草稿」を元にして、様々な解釈と研究の末、譜面上にに書き起こされたものが、「1楽章以外の楽曲を収録した音源」なのです。
書き起こされた数々の譜面が残されており、更に、指揮者の独自解釈も加えられた音源が発表されていますが、中でも「決定版」と言われているのが、ミヒャエル・ギーレン指揮/南西ドイツ放送交響楽団の音源です。
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そして、以前、ボーンマスでも「10番」を録音した事がある、サイモン・ラトルの音源。
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各方面での評価もかなり高い様です。
一応、定番とされる「クック版」でありながらも、ラトルならではの独自の解釈も盛り込まれている様です。
「再発」されれば、もっと値段は下がるはずですが…。(特にHQCDは…。)
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「他の音源と比べてどうなのか」と言う事を知りたくても、殆ど判りません。
「あまのじゃく」かなぁ…。
「テラーク盤」、駄目ですか?
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(結構ボロクソに酷評されまくっている様ですが、あえて、どの版かは言わないでおきます。)