先日の「海上保安庁」の一件で明るみに出た事ですが、同じ部署間や、同じ社内、同じ省庁の間では、ネットワークのセキュリティー管理を簡素化するのが当たり前になっていたんでしょうね。
それ故、海上保安庁のどの部署からでも、例の映像を含めた情報は「共有」されている以上、アクセス権さえあれば、誰でも、何処からでも自由に利用出来たと言う訳です。
オマケに、「重要な機密情報」でありながら、それを「共有フォルダ」に入れてたら、「機密」の意味も何も無くなってしまう訳です。
同じ部署のネットワーク内での事ですから、「不正アクセス」にはならないでしょうし、そこから得た機密情報を、一度(ひとたび)USBメモリなどの「リムーバブルメディア」に書き込んで、外部に持ち出してしまえば、その情報に「暗号」でもかけられていない限りは、自由自在に、いかようにも利用出来てしまう訳で、何処にどんな形でバラまいても自由になってしまうのです。

「国家公務員法」だの「守秘義務違反」だのなんだのと言われていますが、政府や公安警察がどうあがいても「後の祭り」な訳です。

あのネタをバラした海上保安官に対して、一般市民は「拍手喝采」でしょうし、「感謝状もん」でしょう。
一方、政府に対しては、「ザマぁ見ろ!(鼻笑)」と言う気持ちでいっぱいです。

中国って国は、それ程までして仲良く付き合わなければいけない重要な国なんでしょうか?