子供の頃から「運動神経が鈍い」ため、スケートに対する個人的な深い思い入れはありませんが、ここ数年、新潟市における「アイス(スケート)リンク」の設置が、市民と行政の間で議論されています。

数年前、民間企業によって運営されていたアイスリンクが、施設の老朽化や維持費などの諸事情により営業を終了・閉鎖の後、取り壊されてしまいました。
以前は、そのアイスリンクともう1カ所、「冬期のみ」ですが、「スケート場(リンク)」がありました。
しかし、現在、新潟市内にはリンクが無いため、アイススケートやアイスホッケーなどの競技をやっている人たちは、「遠征」を強いられています。

今朝のニュースでも報道されていましたが、篠田市長と、橋本聖子氏を迎えて、市民の有志が「市内へのスケートリンクの設置」を要望したそうです。

そのニュースを聴いていて「直感」した事ですが、何も「中心市街地」に設置する事だけにとらわれずに、「市内」と言う広い考え方(視点)から、交通アクセスなどのインフラ整備も含めて、中心市街地からもアクセスしやすい地域に「新設」したら良いのではないかと思います。

「政令指定都市」なのに、「アイスリンク」の一つも無い(作れない)なんて、ねぇ…。

例えば、これは私のプランですが、江南区の南部地域(両川<割野>・二本木エリア)に、「新駅」と共に、「アイスリンク」などのウィンタースポーツ施設を新設してはどうでしょうか。
こう言う事業がきっかけになり、「地域振興」へとつながると思いますし、地元住民にとっても悪い事ばかりではないと思うのです。
この地域には「過疎」と言う深刻な問題がある以上、「背に腹は代えられない」と思います。
いろいろな「メリット」が考えられます。

私が地元の代表者であれば、(周辺のインフラ整備を含めて)積極的に誘致活動を進めますけどね。
インフラ整備しなければ、いつまで経っても交通アクセスは悪いままですし、今回の「アイスリンク問題」は、地域にとっては絶対「起爆(カンフル)剤」になるはずです…。
「新駅」は勿論、「新潟駅南・弁天線方面からのバス路線」も誘致出来るはずです。

(地元選出の市議会議員は、そこまで考えていないでしょうし、「あれも反対。これも反対。」なんて言っていたら、この地域は荒廃する一方ですし…。<笑>)
↑「工業団地」だけじゃぁ、ダメでしょうね。

「通年営業」にすれば、更なる「ウィンタースポーツの振興」にもつながるはずですし…。
※現在、「通年」となると、「関東」まで遠征しなければならないそうです。

「アイススケート(フィギュアスケート/スピードスケート<ショート/ロング>)」は勿論、「アイスホッケー」や「カーリング」など、「アイスリンク」で行うスポーツはいろいろありますからね。
「スキー場」は無理かも知れませんが、「アイスリンク」なら「非降雪地」や「平場」でもOKですし…。
「施設」があれば、「試合」や「競技会」だけじゃなく、それに関連した「イベント」も誘致出来ます。
他のスポーツでもそうですが、普段はなかなか見られない(今までは絶対に見られなかった)、一流選手の「技」が生で見られるのですからね。
それに、「施設」があれば、その基盤を利用する形での「企業進出」もあるでしょうし、「施設」を利用して(スケート靴など)「用具の開発やテスト」も可能になるでしょう。

少し離れてはいますが、周辺には「アスパーク亀田」もありますし、「耕作放棄地」を含めた「広大な農地」もあります。
「耕作放棄寸前」と言う見方も出来ますし、地価だってそんなに高く無いはずです。



そもそも、「雪国」で「政令指定都市」なのに、「スケートリンク」の「ス」の字も無いなんて、ねぇ…。
だから、他所の人から見て、「新潟って、雪国のイメージが強いから、スキー場は有名だけど、ちゃんとしたスケートリンクって無いんだねぇ…(だから、スケート関係の有名選手ってなかなかいないんだ)」って思われていても不思議じゃないでしょうね。

「市内」や「周辺地域」であっても、他所に誘致される(持って行かれる)位なら、こっちに作った方が絶対良いし…!
「小学校」も「合併」によって無くなった今、「工業団地」以外に「これ!」と言ったものが何も無いじゃん。
こんな状況で、この先、どうするつもりなんでしょう。
って言うか、他に何か良い案があるとでも?
(過去に話題として上がった「大学」や「高校」の誘致話だって、何だかんだで結局「(ジジババ共の)反対」によって「白紙(ゴワサン)」になっちゃった挙げ句、「今の惨状」に至ってんだから…。)