(ネタに困ると悪いので…<笑>)
土曜日のビッグスワンの行き帰りの事です。

かねてから懸案でありました「代替CDプレーヤー」の件ですが、諸事情を考え、現時点での「結論(?)」として、ソニーの「DVP-S707D」を入手しました。
$スッキ~♪の徒然日記-DVP-S707D
「CD-R再生不可」の点だけは譲りましたが、見た目のコンディションも良好で、サイズ的にも、検討対象だったケンウッドの「DP-8020」よりも扱いやすく、端子類などを見ても、この他に何機種か同様のDVDプレーヤーがありましたが、これが一番良さそうでした。
もし、ケンウッドのCDプレーヤーをチョイスしたとしても、最大の問題は、やはり「重さ」でしたし、持ち帰りしづらかったと思われます。

無事に持ち帰り、ネットで調べながらも、実際いろいろとテストしてみました。
「CD-R」については、案の定「NG」でした…。
(対応機を買わなきゃダメと言う事ね。)

そして、気になっていた「CCCD」については、問題なく再生出来ました。
「セキュアCD」に関しても恐らくは問題ないでしょう。

不思議に思ったのが、「CD-R」は「NG」なくせに、他の書き込みメディア(CD-RW&DVD-R)は「OK」だった事です。
国内の有名メーカーのメディアなら、ほぼ間違いないはずです。
「DVD-R DL(2層)」に関しては、私は「TDKの8倍速書き込み対応メディア」で「OK」でした。
「CD-RW」に関しては、「三菱化学の1~4倍速対応メディア(700MB)」に書き込んだものは「OK」でした。

※随分前にレンタルで借りてRにコピーしておいた、ジョージ・ハリスンの「ベスト・オブ・ダーク・ホース’76~’89」を、そのままでは認識されなかったので、手元にあって「無用の長物」と化していたCD-RWへとコピーして、聴いてみたら「OK」でした。
$スッキ~♪の徒然日記-ベスト・オブ・ダーク・ホース
(こんな形で「RW」が再び日の目を見る事になるとはねぇ…。)

一説によると、「CD-RがNGなのはピックアップがデュアルじゃないから」と言う事らしいのですが、それならそれで、他のメディアは何で認識するんでしょうね?
逆に、「デュアルピックアップの機種」では、「CD-RがOKでRWがNG」と言う話もありますが、どうなんでしょう?

ファームウェアのアップデートか何かで対応出来るんじゃないかと思うんですけど、ソニーのレーザーピックアップの特徴と言うか欠点(?)なんでしょうか…。
↑何か変なのぉ…。解せないなぁ…。
俗に言う「第一世代」のDVDプレーヤーには、この手の不具合が各社の製品にある様で、それ故、「まともに動く良品」であってもリサイクルショップの店頭に「ジャンク」として陳列されちゃっているのではないでしょうか。
いかにもこいつより劣りそうな「プログレッシヴタイプのハチャメチャなプレーヤー」は「中古品」として販売されていました。
何だろなぁ…、この扱いの「差」って…。

値段的には「約8万円」だった物が、税込みで「2100円」(!)でした。
かたや、値段的にはさほど変わらない「DP-8020」が、年式だって古いのに、「8400円」でした。

音質的にも、「96kHz/24bit DAC」の効果か、「S/N比=115dB」はダテじゃないと思わせるクリアーな音でした。
「セパレーション(分離度)」の数値は不明ですが、何枚か聴き比べてみても、そんなに悪くはないと思いました。
但し、音に「厚み」と言うか「力感」が足りないと、明らかに判る音でした。

一説によると、この「24bit DAC」、実は「1bit」でありながら、その能力値として「24bit相当」だと言う事で、その表記を「24bit」としている様なんです。
(恐らくは「アドヴァンスト・パルス系のDACをDVDに対応させた物」じゃないかと…。)
また、ケンウッドの「24bit」と表記されていたCDプレーヤーも、実際は、この考え方が当てはまる様で、D/Aコンバーターも実は「ソニーがケンウッドにOEMとして供給したものではないか?」と言う噂もある様です。

筐体の見た目からして、ソニーのCDプレーヤーで言えば「XA3ES」に似た点もありますが、実際、製品の「軽さ」を考えると、その1ランク下に「XA2ES」があったと仮定して、それと同様のグレードなのではないかと想像出来ます。
その「軽さ」の一因として、ドライブメカ部の構造体が「プラスチック」である事が考えられます。
(恐らくは、この辺をケチったのでしょう。)
更に1ランク上ならば、筐体の剛性も強化され、重さも「それなり」だったと思われます。
トラックサーチ時、静かな状態ですと、「サーチ音」が気になるかも知れません。

この内容でこの音なら「まぁ良いか(こんなもんか)」って感じでした。

あと、リモコンに関してですが、あれこれゴチャゴチャと多機能なリモコンとは違い、その「大きさ」の割には、「これ位が丁度良い」と思える機能を備えたリモコンでした。
一部のキーが「蓄光」になっていました。

初めての「自分専用のDVDプレーヤー」ですが、見た目からしても、姉夫婦が使っている某S社(ソニーでもシャープでもありませんが、一応国内メーカー品)の薄型で安物なDVDプレーヤーよりは随分マシだと思いました。
何より、「ヘッドフォン端子」が付いているのが、私にとっては嬉しいポイントです。

「暫くはこいつで我慢しろ」と言う事なのでしょうから、一応は満足しています。
「RWに焼き直すべき音源」もそんなに多くないし…。
それでも不満なら、ケンウッドも含めて、永年聴き続けたテクニクスの「SL-P770」の代わりが務まる様なCDプレーヤーや、SACDやDVDオーディオに対応した「ユニバーサルディスクプレーヤー」の導入も視野に入れて、考えて行きたいと思います。