某国営放送は、地震の後の津波警報や注意報に限らず、災害や交通情報、そして選挙の報道で、主に画面の左辺と上辺の枠を使います。
それだけでもメインの「番組画面表示」が縮小を余儀なくされてしまうのに、更に輪をかけて画面の表示が小さくなってしまうのが、画面右隅の「津波や台風の情報表示」です。
ここまで来ると、残りの表示面積もかなり少なくなってしまう訳でして、そうなると、もう何が何だか訳が判らなくなってしまいます。
我が家はワイド画面のTVが無く、全てブラウン管のスクエア画面です。
その大きさには大小ありますが、特に「15インチ」ともなると、画面の解像度自体、「高精細」と言う訳には行きません。
「TVは画面から離れて見なさい」とか言われても、実際問題、「離れて見たら余計何が何だかサッパリ判らん!」と言う状況なのです。
そりゃもう、「画面中災害情報のオンパレード」で、「情報カメラ」の映像も「何処の映像なのか」がサッパリ判らなくなっていました。
「情報量の増大」も「地デジ移行」の一因だと思いますが、いくら「もったいない」からと言って、例えば「地デジチューナー」なり「レコーダー」を入れたとしても、ある程度画面が大きくなければ、スクエアTVでワイド表示をしても「見にくい画面」に困惑してしまうでしょうし、余計に目が疲れてしまう事でしょう。
「アナログTVの画面の大きさ」も考え物です。

特に、個人的には、「TVを見る機会が減った(大きな)理由」の一つに、「画面の小ささ」があります。
「TV番組がつまらない」と言うだけじゃなく、「画面が小さすぎて、いちいち見るのもおっくうだ」と言うのもある訳です。
極論、「チラ見」程度で、殆ど「TVは音だけ聴いてる」と言った方が正しいでしょう。

15インチ…、それも今時スクエアだと、頭に来るほど本当に小さいよなぁ…。
でも、我慢するしかないしなぁ…。