’92~3年頃の3月頃、久しぶりに東京へ行った時の事です。
その日は、東京にしては「大雪」の天気でした。
秋葉原へ買い物に行った時、あちこちの道路はシャーベット状の雪でグシャグシャ&シャリシャリな状態でした。
辺りにいるのは、その殆どが「東京方面の人」だったと思われます。
私は、新潟から東京へ行った訳ですから、その当時の気候を考えると、足元は当然「冬物のブーツ」でした。

そこで、周囲の目が、私に注がれているのに気付いたのです。
その時は、「この人たち、何俺の事をそんなにジロジロ見てるんだろう?」と思いました。
でも、後で良く考えたら、東京は滅多に雪が降らない(積もらない)から、その「足回り(靴)」も、「防寒対策」はしてあっても、その「靴底」は「真っ平ら」な訳ですね。
それと比較して、「雪国仕様」の「靴底」は「凹凸で溝有り」が当たり前なんです。

以前、TVのニュース映像を見て、「どうして東京の人たちは、あの程度の雪で滑って転んでケガをするんだろう?」と不思議でなりませんでしたが、自分の足元(靴底)を見て「納得」したのを良く憶えています。

そして、秋葉原で私の事を不思議な目で見ていた人たちは、「良くもまぁ、この大雪の中、滑りもしなけりゃ、転びもしないで、そんな歩き方が出来るなぁ…」と思っていた事でしょうし、中には「この雪道で、滑って転んだら絵になるなぁ…」とも思っていた事でしょう。(笑)

その日、東京の電車は普通に動いていたので良かったです。
(最悪の場合、止まっちゃうからねぇ…。<汗>)