夜想(ノットゥルノ)~ショパンの世界/河村尚子デビュー/河村尚子

¥2,854
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1. 華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12 試聴する
2. 夜想曲 第3番 ロ長調 Op.9-3 試聴する
3. 夜想曲 第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(遺作) 試聴する
4. バラード 第3番 変イ長調 Op.47 試聴する
5. 即興曲 第2番 嬰ヘ長調 Op.36 試聴する
6. ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」 試聴する
7. 夜想曲 第7番 嬰ハ短調 Op.27-1 試聴する
8. 夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2 試聴する
9. 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 試聴する
10. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

手元に届きました♪
河村 尚子(かわむら ひさこ)さんのCD。
封筒を開けてみたら、ジャケットには直筆でサインが書いてありました。
番組宛だったので、FmPortと番組名共々。
で、ジャケットを見ただけでは判らなかったのですが、裏面の左下の隅っこの方に、何処かで見覚えのあるロゴマークが…!
「DSD」はまぁ良いわ。
問題は「SACD」ね。
「え?これってひょっとしてハイブリッド盤?」
そうです。正にその通りでした。
「通常盤」があるのかどうか気になりますが、それでも、何がともあれ、ちょっと得した気分。
「普通のCDプレーヤーでも再生出来ます。」
「ハイブリッドSACD」ならそうだよなぁ…。
で、早速、PCの「DVD-ROMドライブ(NEC DV-5800A)」へセット。
が、しかし…。
メディアプレーヤーを起動しても、エクスプローラーでも、ドライブにセットしたディスクを認識してくれません。
「何でやねん!」
そして、もう一方の「DVD(書き込み可能)ドライブ(日立LG GSA-4167B)」へディスクをセット!
今度は上手く行きました。

「CDプレーヤーで再生可能」と言いつつも、こう言う事ってあるんですねぇ…。
まるで「CCCD」や「セキュアCD」みたいなもんじゃないでしょうか。
「CD」としての規格からは、明らかに逸脱している感じですからね。
実際、PCで再生出来ても、その「音」は、普通のCDと同じなのです。
「ハイブリッド」ですから、2層あるうち、「CD音声の記録層」しか読めません。
「CDの音声」としてなら、「MP3」などの形式でも取り込み可能です。

PCでSACDとして「サラウンド音声」で聴く事は、著作権などを考慮しているのかと思われますが、物理的には不可能です。
「サラウンド音声として、まともに聴きたきゃぁ、SACD対応のプレーヤーを買いなさい」って事なのでしょう。(笑)
(例えばコレ↓とか…)
Pioneer DVDプレーヤーDVDオーディオ/ビデオ・SACD対応 DV-610AV/パイオニア

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それはさておき、肝心の「録音(音質)」ですが…
良い音です!一音一音の響きが素晴らしいです!
音の輪郭もくっきりしている感じですし、空気感・残響感からして、かなり違います。
やはり「DSD」の効果は絶大ですね。
レーベルは「BMG(RCA)」ですが、会社の体制が一新されたのも、その「音」に表れている様に思います。

余談にはなりますが、私がごく初期に手にしたクラッシックのCDの中に、その安さにつられて衝動買いしてしまった「ショパンのワルツ集」があります。
そのCDを手にして以来、どうもピアノ曲のCDには少なからず抵抗がありました。
「安さ」故、音も「それなり」のものでしかなかったんですね。
もう、音の輪郭がぼやけちゃってて、音が悪いのなんのって…。ひっ、酷すぎるぅ…。
ただ単に「ピアノの音を聴いてる(聴かされてる)だけ」と言うくらい、散々な代物でしたね…。

それに比べたら、本当に「雲泥の差」でした。
冗談抜きで、本当にそんな感じの違いでした。