21.5インチは細かすぎて見づらいと言うのは判ったけど、「24インチで2万くらい」となると、その評価に「安かろう悪かろう」的なものがどうしても目に付きます。
「どうせ行けるんだったら24インチ!」と思っても、予算の大枠内で納めようとすると、どうしても、他のユーザーの評価も気になってしまいます。
また、型番では「24」でも、実際は「23.6インチ」だったりする物もあります。
↑何か損した感じ…。

で、ディスプレイには当たり前の様に付いているのに「まともな代物」じゃなくて単なる「無駄な機能」に「スピーカー」と、それに付随して搭載されている「アンプ」があります。
「サウンド」じゃなくて、単なる「音」しか出ないなら、ハナっから要らないし…。
あと、某メーカーの「縦横回転メカ」も、実用面においては「無駄」です。
スタンドの機能としては「スイング&チルト」だけで十分です。

これらの不要かつ無駄な機能を省いて、その分製造コストを下げるとか、逆に、その分を「ディスプレイ」本来の基本性能(品質向上)に反映させて欲しいです。

そこで、「スピーカー」は百歩譲って、結構評価の高いカテゴリーが「23インチ」の製品なんです。
値段的にはピンからキリまである訳ですが、おおむね2万円位の予算内で、そこそこの製品を入手する事が出来る様です。

2万をちょっと越えてしまうのですが、「国内メーカー」と「元々画質に定評がある」点でピックアップしたのが、三菱の「RDT-231WLM-D」。
iiyamaの製品にある様な「オーバードライブ(ハイスピード液晶)」の機能はありませんが、他社製品と同じ応答速度ですから、動画再生でも不満を感じる事はないでしょう。
むしろ、この値段で国内メーカーの高画質ディスプレイが入手出来るんですから、「23インチ」でも十分満足出来るのではないでしょうか。

同じく「2万チョイ超」で、「23.6インチ」になってしまいますが、「オーバードライブ」での高速表示が可能なiiyamaの「ProLite B2409HDS-B1」。
但し、前にも述べましたが、独自の「縦横回転メカ」の影響か、スタンドの剛性などに不安を感じます。
同価格帯の他社製品との比較で優れているのは、前述の「オーバードライブ」による「応答速度の向上」と「低消費電力」です。

同じ「23.6インチ」では、HDMIは付いていませんが、PCとしての用途に限定するのであれば、アイ・オー・データの「LCD-AD241EB」も良いと思います。
「HDMI無しの旧製品」と言う事もあるのか、その分、安価な価格設定になっています。

そして、「これからの時代」を考慮した内容と、その「コストパフォーマンス」を考えると、プリンストンテクノロジーの「PTFBGF-23W」もなかなか良いのではないかと思いました。
画面の大きさは「23.5インチ」で、同社のディスプレイの特徴でもある「HDMIを2系統装備」が目を引きました。
その代わり、「DVI」は付いていません。PCなら「D-Sub」で十分かと思いますし、それで不満なら「HDMI」に接続すればOK!ケーブルも付いているとの事で安心です。
「ドスパラ」でも、ショップブランド品としてOEM販売しております。
気になるのは、「消費電力(60W以下)」と言う点です。

追補として挙げたいのが、ユニットコムの「UNI-LCD-24/B」ですが、iiyamaの製品同様、「オーバードライブ」による「応答速度の向上」が可能です。
気になるのは、「消費電力(70W)」です…。
他社と比べても、「これ、本当に液晶?」って感じの消費電力の高さです。
こちらは「パソコン工房」のショップブランド品です。
「ショップブランド品」って、何で「消費電力が高めな傾向」があるんでしょうね…。
その点を抜きにして、「24インチ」である事を考えると、十分お買い得だと思います。

ベンキューはなぁ…。(ユーザーレビューやクチコミを見ると…。<不安>)

個人的には、「現状路線維持」で安心の「三菱」か、それとも、「コストパフォーマンス」の「プリンストン」かと思っています。
「剛性」の事を考えなければ、「iiyama」も「低消費電力」と言う点では候補に残したいですね。

通販の「ポイント還元」に関しては、考えない方が良さそうです。
ってか、どれにポイントが付くんだって話ですよね。
特に「アOゾン」。(笑)
これに関しては、「新旧製品の入れ替わり時期」の可能性も考えられます。

「バックライト」も従来の「蛍光管」から「LED」への移行が進みつつある様で、海外メーカーの製品がいくつか発売されています。
「LED」ともなると、その消費電力もおおむね「蛍光管の1/2程度」で、実際その数値の違いを見比べると驚いてしまいます。
明るさの数値が、蛍光管の「300」であるのに対し、LEDは「250」と若干暗めではありますが、実使用においてはさほど気にはならないでしょう。
最安値でも¥25~6,000前後と言う状況で、無駄な付加機能の省略によるコスト削減が計られています。