一昨日辺りから、画面右下の時計表示を見て、その「異常」に気付きました。
ラジオを聴きながらだったので、尚更判りやすかったのですが、PCの横に置いてある「腕時計」と見比べてみても、確かに遅れていました。それも、異常なまでに…。

最初は、とりあえず、「日付と時刻のプロパティ」を開いて、時間を修正してみました。

そして、昨日。
改めて「時間表示」を見てみると、また遅れていました。

そこで、「う~ん、どうしよう?困ったなぁ…。何処がおかしいんだ?何故だ?Why?」と、普通の人なら思う事でしょうし、頭を抱えてしまうか、PCに詳しい人や、購入店などPCのサポートを頼るしか為す術がないでしょうね。

「PC=ブラックボックス」だったろしたら、私もお手上げだった事でしょう。

でもね!

「自分で一から組み立てたPC」だからこそ、そして、それ以前のスキルがあるからこそ、冷静に、平然と、いとも簡単に対処出来ました。

何をやったか。

簡単に言ってしまえば、「電池交換」です。

そう、マザーボード上にある「コイン型のリチウム電池」。
こいつが、PCの内部時計を制御している訳なんです。

バッテリーチェッカーで、取り外した電池をチェックしてみると、確かに「ギリギリ」でした。
とりあえず、電池の方はOK!

PCを起動したばかりの時、時計表示は「正常」でした。
が、暫くすると、また遅れ出しました…。

「まだ何か問題があるな。」

次に疑ったのが、BIOSにある謎の設定項目。
「Memclock Tri-Stating」
BIOSのアップデートに伴い、新たに追加された項目で、マニュアルにも、その項目に関する説明の記載は一切ありません。
が、メモリのクロック制御に関する何らかの設定項目である事は明らかで、こいつが内部タイマーに対して「悪さ」をしていると「直感」しました。
それまで「Enabled(有効)」になっていたのを「Disabled(無効)」に設定変更し、再起動しました。

以後、「時計表示の異常な遅れ」は無くなり、正常に戻りました。