最初に言っておきますが、この曲、ハッキリ言って、長いです。
その長さたるや、23分以上。
今でこそCDや配信が当たり前になった訳ですが、リリースした当時は勿論「LPレコード」。
同名アルバムからの曲ですが、LPレコードは1枚あたりおおよそ「46分」。
AB両面に記録されていた訳ですから、片面はおおよそ「23分」と言う事になります。
つまり、LPレコードのA面をフルに使ってレコーディングされた曲なんです。
ある意味「限界への挑戦」だった訳ですね。
笑ってしまうのが、その「邦題」。
元々のタイトルは「Atomic Heart Mother」。
それをそのまま直訳して「原子心母」。
そして、「ピンク・フロイド」と言えば、個人的には「ロック」のイメージが強かった訳ですが、その中でも、「プログレッシヴ・ロック」にジャンル分けされていた訳です。
そもそも「プログレッシヴ・ロック」、略して「プログレ」とは何ぞや?と言う訳ですが、「プログレッシヴ」を辞書で引いても「前衛的」としか書いてないのが殆どです。
判りやすく言うならば、「ロック」は「ロック」でも、「規則性にとらわれていない、型破りなロック」と言う表現が適切でしょうか。
だから、この曲、まずは聴いてみると一発で判るんですが、のっけから、「これの何処がロックやねん!?」と思う様な展開なんです。
ただ、「クラッシックか?」と言うと、必ずしもそうでもないんですね。
そう、「プログレッシヴ・ロック」とは、他のジャンルとロックの融合が生んだ「ハイブリッド(複合的)」な楽曲なんです。
先にもふれましたが、この曲、その「長さ」のため、「時間的制約」にしばられてしまう事がしばしばあるんですね。
そう。例を挙げれば「リクエスト」ね。
この曲をフルにかけようとするなら、それ相応の「時間枠」を割かねばなりません。
例えば「1時間番組」なら、その番組のほぼ半分を占めてしまいます。
それだけ、壮大なスケールの曲なのです。
普通にリクエストしたのでは、まずその番組自体が成り立たなくなってしまう曲なんですね。
ただ黙って普通に聴いている場合でも、この曲の長さを知っている人なら「まだまだ続くぞ」と、「我慢」と言うよりは、むしろ、その「曲の長さ(時間)を楽しめる」訳なんですが、知らずにこの曲を「聴かされてしまう」と、「いつまで続くんだろう?」と言う感じになってしまいます。
プロデューサーは「アラン・パーソンズ」と言う事もあり、彼のテイストを感じられる曲になっています。
<追伸>
この曲と共に、是非とも聴き比べて頂きたいのが、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者(21世紀のスキツォイド・マン)」です。
この曲も「プログレッシヴ・ロック」を語る上で、必ず出て来る名曲中の名曲です。
あ、そうそう。今日、ラジオチャットで放送していた「ドクター横坂のくらくらクラッシック」で、この「原子心母」をピックアップしていました。
やはり、と言うか、案の定、番組の前半部分を丸々割いてフルでかかっていました。
この曲、改めて(フルで)聴いたのは、これが恐らく初めてじゃないかと思いました。
大抵は、後半部分でフェードして「ごめんなさい…」てな感じで終わらされてしまうんです。
そう言った意味でも、この場を借りてお礼を言いたいですね。
その長さたるや、23分以上。
今でこそCDや配信が当たり前になった訳ですが、リリースした当時は勿論「LPレコード」。
同名アルバムからの曲ですが、LPレコードは1枚あたりおおよそ「46分」。
AB両面に記録されていた訳ですから、片面はおおよそ「23分」と言う事になります。
つまり、LPレコードのA面をフルに使ってレコーディングされた曲なんです。
ある意味「限界への挑戦」だった訳ですね。
笑ってしまうのが、その「邦題」。
元々のタイトルは「Atomic Heart Mother」。
それをそのまま直訳して「原子心母」。
そして、「ピンク・フロイド」と言えば、個人的には「ロック」のイメージが強かった訳ですが、その中でも、「プログレッシヴ・ロック」にジャンル分けされていた訳です。
そもそも「プログレッシヴ・ロック」、略して「プログレ」とは何ぞや?と言う訳ですが、「プログレッシヴ」を辞書で引いても「前衛的」としか書いてないのが殆どです。
判りやすく言うならば、「ロック」は「ロック」でも、「規則性にとらわれていない、型破りなロック」と言う表現が適切でしょうか。
だから、この曲、まずは聴いてみると一発で判るんですが、のっけから、「これの何処がロックやねん!?」と思う様な展開なんです。
ただ、「クラッシックか?」と言うと、必ずしもそうでもないんですね。
そう、「プログレッシヴ・ロック」とは、他のジャンルとロックの融合が生んだ「ハイブリッド(複合的)」な楽曲なんです。
先にもふれましたが、この曲、その「長さ」のため、「時間的制約」にしばられてしまう事がしばしばあるんですね。
そう。例を挙げれば「リクエスト」ね。
この曲をフルにかけようとするなら、それ相応の「時間枠」を割かねばなりません。
例えば「1時間番組」なら、その番組のほぼ半分を占めてしまいます。
それだけ、壮大なスケールの曲なのです。
普通にリクエストしたのでは、まずその番組自体が成り立たなくなってしまう曲なんですね。
ただ黙って普通に聴いている場合でも、この曲の長さを知っている人なら「まだまだ続くぞ」と、「我慢」と言うよりは、むしろ、その「曲の長さ(時間)を楽しめる」訳なんですが、知らずにこの曲を「聴かされてしまう」と、「いつまで続くんだろう?」と言う感じになってしまいます。
プロデューサーは「アラン・パーソンズ」と言う事もあり、彼のテイストを感じられる曲になっています。
<追伸>
この曲と共に、是非とも聴き比べて頂きたいのが、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者(21世紀のスキツォイド・マン)」です。
この曲も「プログレッシヴ・ロック」を語る上で、必ず出て来る名曲中の名曲です。
あ、そうそう。今日、ラジオチャットで放送していた「ドクター横坂のくらくらクラッシック」で、この「原子心母」をピックアップしていました。
やはり、と言うか、案の定、番組の前半部分を丸々割いてフルでかかっていました。
この曲、改めて(フルで)聴いたのは、これが恐らく初めてじゃないかと思いました。
大抵は、後半部分でフェードして「ごめんなさい…」てな感じで終わらされてしまうんです。
そう言った意味でも、この場を借りてお礼を言いたいですね。