え~、折角ですから、テーマに「酒」作っちゃいました。(笑)

で、年の瀬に呑んだ日本酒「ゆく年くる年」に関して書きます。
口当たりは、非常に「アッサリ サッパリ スッキリ」としたものです。
度数的には「15~6度」と普通なのですが…。
仕込んでからの熟成期間が短いんでしょうね。その辺が、この「口当たり(呑み口)」に現れている様に思いました。
まぁ、当然と言えば当然ですが、この酒、「生酒」とか「生原酒」ではありません。
普通の「日本酒(清酒)」ですから、製造工程に必ず「加熱処理(火入れ)」が伴います。
熟成期間が短く、正に「ヌーヴォー」そのものな段階で「火入れ」をして、酵母の働きを止めてしまうので、「新酒ならではの爽快な呑み口」を楽しめます。
逆を言えば、「火入れ」によって酵母の働きが止められているので、それ以上「追熟(ついじゅく)」する事はありません。

私は「ボージョレー」を呑んだ事はまだありませんが、この酒も「ボージョレー」同様、「熟成させてから呑む酒」ではありません。

そのネーミングからして、「大晦日に呑むのにピッタリな酒」です。

スッキリしすぎているため、「香り」を楽しむ人には少々物足りない酒かも知れません。
が、「クセがなくてサッパリした酒が好き」と言う人にとってはオススメの酒です。