先日、親戚から電話があり、PCレスキューの用事で行ってきました。
「PCは起動するけれど、インターネットが閲覧出来ない」
と言う症状でした。

実際、そのPCでホームページを見ようとしても、見られません。
が、インターネットにはちゃんと接続されています。

で、最近、そのPCでどんな事をやったか聞いたら、「中国の動画配信サイトでドラマを見る様になった」と言うのです。
「そのためにダウンロードしたソフトウェアが怪しい」
と即座に判断し、その際にインストールしたソフトウェアを、アンインストールしました。

そして、再起動後、ホームページを開いてみると、ちゃんと表示されました。

「どうしても、その動画配信サイトでドラマを見たい」
と言うので、とりあえず、「配信動画閲覧用ソフト」だけをインストールして、ホームページが見られるかどうか、試してみる事にしました。
ソフトをインストールしていると、ストリーミング再生の負担を軽減するため(?)に、セキュリティのレベルを下げる様な文言のメッセージが表示されました。
更に、ダウンロード先のサイトで、「安全版」なる妙なソフトを発見し、私は中国語が判らないので、「これは何ですか?」と尋ねました。
それは「セキュリティソフト」だと言うのです。
つまり、滑らかな動画再生を実現するために、わざわざセキュリティレベルを下げ、そのセキュリティを保護するために、わざわざ専用のセキュリティソフトを組み込まなければならない。
そのセキュリティソフトの性格上、配信される動画以外は遮断する。と言うとんでもない代物だったのです。
それらのソフトによって、「ネット配信の動画閲覧専用PC」へと仕様変更されてしまっていたのです。
その「セキュリティソフト」が「元凶」で、ホームページの閲覧を阻害していたのです。

何がともあれ、とりあえずは「問題解決」したのですが、セキュリティレベルの低さを考えると、この先、どうなってもおかしくないですね。