某F1雑誌でも、ドイツグランプリの観客動員数の激減についてふれられていました。

以前は、「夏の高速3連戦」と言えば、フランスのポール・リカール、イギリスのシルバーストーン(直線主体の旧コース)、そしてホッケンハイム(言わずと知れた大改修前の高速コース)でした。

確かに、ドイツ国民にとって、皇帝シューマッハーの引退という影響は計り知れないものがあっただろうけど、以前の高速コースからは程遠い「テクニカルなショートサーキット」へと変貌を遂げてしまった(!)現在のホッケンハイムには、以前の面影はみじんも感じられなくなってしまった訳で、昨今のF1サーキットにおける真の高速サーキットはイタリアのモンツァだけになってしまいました。

ドイツ国民も、懐かしの「超高速バトル」に飢えているんじゃないかなぁ…。

パワー削減、コスト削減、耐久性重視、エンジン開発の凍結と、端から見ていてもつまらなくなる一方のF1グランプリですが、ドイツグランプリも、ショートサーキットになって「つまんなくなってしまった」ホッケンハイムから、ニュルブルクリンクへと変更される様ですが、ニュルブルも、こう言っちゃぁ何だけど、「つまんなくなったからヨーロッパグランプリがなくなったんだろう?」と、どうしても思ってしまう訳ですよ。

後は、「イモラ」とかね。

↑イモラの場合は、あんな「悲劇的な事故」が起きてしまったから、コース改修も仕方ないのかなぁ…と思うけどさぁ…。


「余計な空力的付加物が殆ど付いていない、一昔前の様なシンプルなスリックタイヤF1」が復活するらしいけど、正直、それだけじゃぁ、人気回復にならないと思うけどなぁ。