福島の会津に宮泉銘醸と言う酒蔵があります。
まだ若かりし頃、「変わった日本酒」が好きで、今ほど酒の味が判らなかったであろう時代の話です。
某テレビ局の番組プレゼントで、「南極のしずく」と言う名前の酒が出ていて、「運が良ければ」と思い、応募したら、後日、宅急便で送られて来ました。
ブルーの涼しげなボトルが印象的な酒でした。
ただ、名前だけ、「南極の氷で仕込んだお酒」という事で、「純米大吟醸」が何たるかを殆ど知らずに、それでも味わって呑んだ事を、今でも良く憶えています。
今にして思えば、「南極の氷」うんぬんの前に、「純米大吟醸」と言う事がうなずける様な「華やかな香味」が特徴の酒でした。冷蔵庫で冷やして呑んでも美味しい酒でした。
そう言やぁ、こんな酒も呑んだっけ…。
そう思い出させてくれた「南極のしずく」でした。
ネットで検索してみて、改めて気付かされました。