11日(金曜)の夜、「りゅーとぴあ」のコンサートホールで行われたウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団のニューイヤー・コンサートに行って来た。

 私にとっては久々のクラッシック・コンサートとなった訳であり、また、「りゅーとぴあ」に行ったのはこれが初めてとなった。

 同所の音響効果は素晴らしかった。

 「本家本元」が奏でるシュトラウス節。その演奏スタイルも「マイスターがヴァイオリニストをも兼ねる」シュトラウス独特のもので、個人的には初めて見たが、シュトラウスの肖像画や銅像を思い出すと、そのスタイルにも納得が行く。

(ヴァイオリンを傍らにタクトを振る姿の肖像画や銅像はおなじみである。)

 そんな場面の演奏を聴いていて、マイスターの奏でるヴァイオリンの音色の美しさに魅了され、また、それと共に、シュトラウス・ファミリーの名曲の演奏の素晴らしさにもすっかり魅了された訳であり…。

 ただ演奏が素晴らしいだけでなく、時折、オーケストラ・メンバーが見せた小道具などを使ったパフォーマンスが観衆の笑いを誘っていた。