私も当日、試合観戦に行っていた訳だが、この日のスタジアムは何処か空気が違っていた様に思える。


先制点は決めたものの、その後の展開が悪(マズ)かった…。

逆転を許してからは、本当に後手後手に回ってしまい、「調子が悪い時の、悪い癖」がそのまま露呈してしまった。


「次の試合は絶対に頑張ってくれよなぁ!」

「絶対負けんじゃねぇぞ!」

「負けたら承知しねぇからなぁ!」


などと言う感情が、試合終了直後から、ふつふつと沸き上がって来た。


足早にスタジアムのゲートをくぐり、いつもの場所へ…。

そのウラで、新聞報道にあった様な「騒動」が起こっていたとは知らずに…。


「温かい」だけがサポーターの気持ちじゃないと思うし、いつも温かい声援を送り続ける事だけが「サポート」じゃないと思う。

選手も人の子なら、サポーターもまた人の子なのだ。

全てのサポーターが「温かい心の持ち主」だけとは限らない。

ほぼ毎試合、ホームゲームには数多くのサポーターが応援に訪れる。

が、その大声援に対し、選手のどこかに「甘え」の様なものがあったのではないか?

「相手は格下だから楽勝」

そんな「慢心」が選手にあったのではないだろうか?


私自身、試合終了後、スタジアムの舞台裏で起こったその騒動に、そうと判っていれば参加したと思っている。

当日を含め、最近の試合には選手の「やる気(モティベーション)」が全くと言って良い程感じられない。

「お前らやる気あんのか!コラ!」

「やる気出せ!」

と、叱咤激励するのもまた、サポーターの役割だと常日頃から思っているし、あの記事を読んで、正直、あの現場にいたサポーターに対し、ある意味、「良くぞそこまでやった!」と思った。

が、それと同時に、「バスのサイドミラー破損」…あれはやりすぎだろうと思った。


みんながみんな、あそこまでやらなくとも、ほぼ全てのサポーターの怒りは当然だろうと思うし、チームサイドも、その「事件」を、もっともっと重く受け止めるべきだと思う。


次の試合でも「同じ事の繰り返し」をしようものなら、サポーターの騒動も今回以上にエスカレートする事は必至だ!

「負け」は勿論、「引き分け」も許されない。

そう、サポーターがチームに望む事は「残り4試合全勝」。

これしかないし、もう、一切の甘えも許されない。


最後に一つ、全てのサポーターに対して提案がある。

もし、次の試合で負ける様な事があったら、今季最終戦(ホーム)の試合観戦をみんなでボイコットしたらどうだろう?

「無観客試合」

コレが一番、チームに対して「良い薬」になると思うが…。

スタジアムの外までは来たとしても、あえて「中には入らない」。

百歩譲って、これでも良いかも知れないし…。

ただ、「チームに対して一切の応援をボイコットする」と言う点では同じである。