永年愛用のCDプレーヤーと全くの同型機「SL-P770」を\100で落札した。
モノが到着してから、早速動作チェック。
「ディスクを認識しない」との事だったが、どうやら「サーボ系」に問題がありぞうだ。
(まだ根本的な解決には至っていない。)
さて、CDプレーヤーつながりでもう1つ。
以前にも登場したKENWOODの「DP-7J」。
ミニコンサイズの安上がりなCDトランスポーターだ。
ディスクを入れても、ディスクが回ってくれない。
先日まで、半ばバラバラの状態だったが、外見上、どこも不具合な点は無さそうだった。
と、思っていたら、原因は「スピンドルモーターとディスククランプの咬み合わせ」にあった。
咬み合わせが甘くなっていたディスククランプの上に、10円玉をオモリ代わりにブチルゴムで貼り付けてみた。
まぁ、何とかこれで上手く行ってる様子。
CDは当然の事ながら、CCCDやCD-Rの再生も問題なし。
(但し、ピックアップの駆動メカがリニアモーターじゃない分、選曲時のアクセススピードが遅い。)
あとは、動作検証後元通りにし、従来通り、DAT(DTC-55ES)をDAC代わりに光ケーブルで接続し、「なんちゃってセパレートCDプレーヤー」に変身。
音の良さではSL-P770には及ばないまでも、ソニーのハイビットなサウンドを聴く事が出来た。
(DATに内蔵のDACは、確か「18ビット(リニア?)」で「8倍オーバーサンプリングのデジタルフィルタ」だったと記憶している。)
初めてDATが出た当時は、「諸刃の剣」呼ばわりされ、著作権に配慮する形で、CDのデジタル信号(44.1kHz)は入力出来ない様になっていた。
その後、「SCMS」の規格が定められた事で、CDのデジタル信号も入力可能になった。
(SCMS=今で言う、音楽配信サービスの「コピー回数の制限」と同じ様なもののハシリ。)
とは言え、音質的な面で、同時代のCDプレーヤーにDATが劣っていた事を考えると、音質性能の面で「著作権に対する配慮」の様なものを伺い知る事が出来る。
実際、それぞれの音を聴き比べてみると、その違いがハッキリと判る。