先日、オーディオ機器の電源を入れた時、FMでチャカ・カーンの「Through The Fire」が流れていた。
私が愛用しているチューナーはKENWOODの「KT-1100D」で、言わずと知れた「名機」である。
それ故に、音質の良さにも定評がある。
アンプはTechnicsの「SU-V90D」。メインスピーカーはONKYOの「Liverpool D-200Ⅱ」。
(低音用サブスピーカーに、元はビクターのフロア型スピーカー(20cm級)をユニット交換したものを使用。)
スピーカー自体の音の善し悪しはさておき、まずはFMで聴いて「音場の広がり(奥行き)を感じる良い音だなぁ」と感じた。
S/N比:92dB、チャンネルセパレーション:70dB。チューナーにすれば優秀なスペックだろう。
次に、オーディオテクニカの「ATH-M77」をTechnicsの「SL-P770」につなぎ、CDで同曲を聴いてみた。
どうも、先程スピーカーで聴いた様な「音場感」は感じられない様な…。
そして、後程、今度はスピーカーから「CDの音」として、再度聴いてみた。
まぁ、「CDプレーヤーの実力」によるところが大きい様だが、FMで聴いたのと同様に、「音場の広がり(奥行き)」を感じられた。
(「S/N比:112dB、チャンネルセパレーション:110dB」は伊達じゃない。)
周りの迷惑にならない程度で聴きたいところだが、やはりスピーカーで聴いた方が良さそうな気もする。
SONYの「DTC-55ES」を仲介して、KENWOODのミニコンCDトランスポーターで再生した音を、アンプにつないで聴いてみたらどうだろう…。
明らかな「音質の差」を感じる事が出来るはずだが…。