旧友から譲り受けたKENWOOD「ROXY」のアンプだったが、それまでは取説が無かったため、DACダイレクトでしか音が出ない状況が続いていた。

そんなもんだから、部屋のインテリアの一部と化していたのだった…。

(他のアナログソースが全然使えないじゃないか!)

などと思いつつ、昨夜、CDプレーヤーの調整を終了し、久々にアンプにつないで鳴らしてみようと思い、トスリンクケーブルを接続しようと、何気にアンプの後の端子群を見た。

と、偶然目に入ったのが「アダプター端子」。

本来なら、ここに「グライコ」を接続するらしいが、肝心のグライコは旧友の元へ行ってしまっているので、手元には無い…。

「マニアの勘」という奴で、入力と出力を接続してみたら…、ビンゴ!

それまで音が全く出なかったソースで音が出る様になり、サラウンドも機能する様になった。

無論、トーンコントロールもしっかり機能している。

どうやらこのアンプ、使い物になりそうだ…。