あれは確か小学校3~4年の頃だったと記憶している。
担当の理科教師の力量に今でも「?(疑問符)」が付いてしまう。
果たして、その教師から理科の事で学んだ事はあったのか、無かったのか…。
その教師の「ネタ帳」に原因の一端が見えて来る様な気がしている訳ではあるが、「どうしてそうなるのか」などと言った説明は殆ど無いまま、その「ネタ帳」の中身を教師が黒板に書く。
我々は、ただ黙って黒板に書かれた内容をそっくりそのまま書き写す、と言ったものだった。
書き写す事が出来なかった人はそれっきり「置き去り」と言う、何ともお粗末な授業内容だった。
無論、当時は、教師に対して文句など言えなかった訳だが、その授業を、もし大人の私が当時に戻って見る事が出来たとしたら、きっと教師に対して苦言を呈した事だろう。
「ネタ帳ばかり写させて、肝心の授業の中身(本質)が無いじゃないか!」
などと言ったに違いないだろう。
もっと面白い授業をやっていれば、その教師から学んだ事はあったろうに…。