コロナ禍と内面への旅

コロナ禍が2年続いた

本来必要のなかった

過剰な外界の刺激は失われた

はぎ落とされるように

洗い流され

残ったのは内面の静寂の海

そこは穏やかで焦りがない世界

人と比べずに自分を満たす生き方

他人のために生きるのではなく

自分の平穏のために生きる真の暮らし

お気に入りに囲まれてお気に入りな人生を

生かされている

ありがとう

この平穏にたどり着くための

嵐や困難な苦しみも

一つ一つ花びらがちるように

剥がれていって

残った芯(神)だけで生きてゆく

ありがとう

ありがとう