今日は、待望のモーツァルト観劇でした。






今日の観劇に完全燃焼できなかった最大の原因は、

見る側の心模様の違い。。


前回の作品を観た当時、

学生だった息子が、学校の近くに下宿したいから

家を出たいと言い出した頃で、

精神的に子離れの心の準備ができていなかった私は

淋しく悲しく、毎日を悶々と、時には涙しておりました。


まさに、モーツァルトの父レオポルトの気持ちが

我が事のようにわかり、感情移入できました。

そして、ヴァルトシュテッテン男爵夫人が歌う歌詞の

一言一言が心に染み入り、諭されたのでした。


   愛するとは、時には手放すということ
   愛するとは、時には最愛の者と別れるということ


涙で前が見えなくなりました。


あれから、12年・・・。


当時のモーツァルトのCDを聞き過ぎたのが悪いのか、

松たかこコンスタンツェ、高橋由美子ナンネールの歌に耳が慣れ、

今日のキャストの歌に物足りなさを感じました。


山口コロレド大司教、 吉野シカネーダー 

そろそろ後進にポストを譲りませんか・・・。

特に絶賛していた全盛期の山口さんの歌唱力を思うと、

今の彼の歌を聴くのが忍びない。。


モーツァルトを卒業される井上さんは、大人な声になっていて驚きました。 

日本のミュージカル界を代表する実力派アーティストですね。

これからもご活躍されることでしょう。


市村さんが、4月ラブ・ネバー・ダイでは、歌に覇気がなく、

心配しましたが、ご病気だったのですね。 

その後、完全にご病気を克服されたようで、

今回のレオポルトは12年前と変わらず、むしろ

心情表現はパワー・アップされたように思いました。


オサさんのヴァルトシュテッテン男爵、衣装もお似合いで、とてもお綺麗でした。

一曲目、オサさんらしくない不安定さで、あれっ?と思ったのですが、

次からは素晴らしかった。 

ただ、聴くよりも、見ることに集中してしまったのが心残り。

ライブは巻き戻しできませんからね~。


幕間に、香寿さんのヴァルトシュテッテン男爵の歌が良かった、

という声も聞こえてきました。 タータンでも観ておけば良かったかな。。