老人ホームでのコンサートにクリスチャン年配者の聖歌隊 | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

✩ 今日は終戦の日なので、テレビでは年配者の方たちに話を聞いていました。
年配者の方たちとの忘れられない思い出があります。数年前に老人ホームから歌のコンサートを依頼された時です。

以前は有名なゴスペルシンガーの方たちとタッグを組んで「ゴスペルコンサート」を開催出来たのですが、ほとんどの方が関東在住になられたのもあり、また日程の都合がなかなか合わないので開催は難しくなっていました。

それで新しいクリスチャンシンガーを育てる導きになりました。信仰が一致していて純粋な歌声で、こちらが用意している曲に共感してくださる方というイメージが与えられていて祈っていましたが、出逢いはなく、まだ神様の時ではないようでした。

ですから老人ホームの依頼も断るしかないと思いましたが、神様が福音を伝える機会を与えてくださっているので祈りました。

すると「老人は夢を見る」という御言葉が与えられたのです。そして「年配者の聖歌隊」を用意されていると思ったのです。

神様の導きは不思議で速く、老人ホームに近い教会の「年配者聖歌隊」に導かれたのです。

しかしながら難色を示されました。何故なら聖歌隊の目的は残る短い人生を「神様に賛美を捧げる時間を増やすことが目的」でした。レベルも低いし、とても人様に聞かせる歌声ではないから自信が無いと言われたのです。

確かに、介護ヘルパーの資格も持っているので理解しました。実習の時に老人ホームでカラオケを楽しむ時間がありました。歌うことが大きな楽しみにされている方たちがいて、毎日歌っているのですごく上手です。

ですからコンサートも演歌歌手のような歌唱力を期待される方たちもいるでしょう。レベルが低ければガッカリします。

年配者聖歌隊の方たちの練習を見ましたが、確かにレベルが低く、断るしかないと思いました。
しかし聖歌隊の中で「やりたい」と希望された信仰者がいたのです。
牧師先生も「主の導きだからやりましょう!」と言われたので、コンサートを開催することになりました。

その時は「これで評判が落ちて、二度と呼ばれなくなる」と覚悟しました。

コンサート当日はこの者が司会をしました。故郷ゴスペルバージョンの時に「うさぎおいし」という歌詞はうさぎを食べておいしいことだと思っていましたと言うと、笑ってくださる方がいて場が和んで、聖歌隊の皆さんの緊張が少しとけた感じを受けたので安心しました。

そして年配者聖歌隊が賛美を歌うとビックリ仰天しました!それは奇跡のハーモニーでした。
天国にいるような感じがするハーモニーを奏でていました。
あの練習の時の聖歌隊とはまるで違います!まるで映画「天使にラブソング2」老人は夢を見るバージョンです!

感動して泣いている人もいます。

終わった時は、観衆とこちらは歓喜でしたが、聖歌隊の皆さんは疲れ果てておられました。

感激した老人ホームから2回目のコンサートの依頼があって、年配者聖歌隊の皆さんに興奮しながら報告に行ったのですが、皆さん疲労回復ができていないので無理だったのです。

それから昇天された方もいました。コンサートの時は余命数ヶ月の命だったのです。
もう地上ではコンサートを開催することはなくなりましたが、神様の導きに感謝でした。

今では第二コリント4章10節「いつでもイエスの死をこの身に帯びていますが、これはイエスの命が私たちの身において明らかに示されるためです」を思い起こされます。

これからも余命が短い信仰者の方たちと「福音」を伝える働きに導かれると思います。
その方たちとの働きは「いつでもイエスの死をこの身に帯びています」を思わされ、キリストの死と復活と天国を感じる神様の御業が現されるでしょう。

まだクリスチャンシンガーは与えられていませんが、与えられたらそのような証も一緒に体験することでしょう。

「キリスト・イエスを死者の中からよみがえらせた方は、あなた方の内に住んでいる御霊によってあなた方の死ぬべき体をも生かしてくださるのです」ローマ8章11節

これからも音楽制作などで福音を伝えることに導かれる働きを全うして行き、神様の御業を体験できる喜びの証をさせて頂きます。