「神様の約束」が実現するまで必要なのは「忍耐」です | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

神様を信じている人たちが受ける「神様の約束」があります。
具体的に与えられて、いつも一歩一歩を導かれる感じで、ある日突然に驚くほど前進したかと思えば、いきなり暗闇に落とされて見失う試練の時期もあります。

自分自身の場合、工場で働いていたのが、いきなり音楽制作のプロデュースをすることになったのです。、
CD制作の働きですが、きちんとしたものを制作するには百万円くらいかかるとは知りませんでした。
PA(音響)のことも知らなかったので、断ったほどですが、
自分の計画ではなく、神様の計画だったので、すべて整えられてCDは完成されました。

だけど非常識さで、キリスト教では有名なゴスペルシンガーの方たちの協力を求めていたのです。今では恥ずかしいばかりです。

それから普通なら教会などでミニコンサートを何度も経験してから、200人規模のホールを借りて本格的なコンサートを行うのですが、
いきなりNHK大阪ホールという大ホールでのコンサートを企画しました。というより、
神様が「賛美を全国に広げるので、その為に日本の放送局の源に賛美と祈りの塩を蒔け!」と語られたのです。それは声が聞こえるというものではなく、

名古屋のゴスペルレコード会社「グロリア」の社長から「関西に進出したいので、大ホールを借りてほしい」と頼まれたので、大ホールを巡っていました。
しかし、どの大ホールも数ヵ月後まで予約で埋まっていたのです。
NHK大阪ホールだけが、平日の一日だけ空いていたのです。

平日という事と、NHKホールは特定の宗教を支持する催し物を総則で禁止されていたので、ゴスペルコンサートは不可能だったので、グロリアの社長は断念されたのです。

こちらがNHKホールに行って断っている時に、聖書の御言葉でエリシャがジェリコの街の苦くて飲めない水の源に行って、塩を蒔いて美味しく飲めるようにしたことが強く心に響いたのです。
その御言葉を神様が強く語っている感覚でした。

それで大胆に自分が主催して行うということで、NHKホールの空いている日を予約したのです。
主要目的は日本飢餓対策機構の食糧デイのチャリティーという導きがあって、その飢えで苦しむ子供たちの為のチャリティーゴスペルコンサートに決まりました。NHKの方でも誤解されたらしく、飢えで苦しむ子供たちの為ならという事で「ゴスペル」コンサートでもOKとなりました。

しかしNHKのプロデューサーと部長がコンサートを管理するので、打ち合わせが何度もありました。
調律やモニター、舞台、音響、照明などの構成など聞かれましたが、何も知らないし、出来ないので、驚かれていました。

ピアノを見ればスタンウェイというやつで、ヤマハでいいのにと思いました。
(今は価値がわかります。買うならプレイエルにしたい)

また舞台、音響、照明はNHKの技術者がそれぞれ何人も配置されるので、人件費も高くて多く必要です。結局240万くらいの予算がかかりました。
他の市民大ホールなら、100万前後でしょう。

周りのみんなは絶対に失敗する。観客動員数も250名が限界で、後は宣伝を見て来てくださる方に依り頼むという状況となって、150万以上の赤字になることも判明しました。
しかし約束された神様は真実な方ですからという信仰があるだけでした。

当日、ここ10年でも最大規模の台風21号が近畿直撃の予想で、その予想通りに朝から雨が降り、風も強くキャンセルが相次ぎました。もう絶望に満たされてグロッキー状態でした。

結局は開演直前に台風はいきなり進路を大きく変えて、直撃はまぬがれましたが、遅すぎた感じです。

開演30分前に客席はガラガラでした。1500名の大ホールに60名くらいです。
それで歌手の方たちの楽屋へ行き、頭を下げて回りました。
ところが、一気に長蛇の列となって、1000名くらいが来たのです。

それでも、数十万円の赤字ですが、1円の誤差もなく支払い終えました。
ちょうどエリヤが泊まったやもめのパン粉と油は尽きなかったように。

この大きな祝福によって、御言葉から次々と歌を与えられたのです。
ですから、すぐに歌手も与えられて、他のゴスペルシンガーの方たちのように、小さなレコード会社が誕生して旅立てると思っていました。

しかし、あれから12年、もう1ヶ月経てば2014年となり、13年になります。
長すぎる時間でした。箴言に「期待が長引くと心は病む」とありますが、
本当に神様から見捨てられた感覚になり、目の前が真っ暗、絶望の日々を体験します。

エリヤのような「うつ状態」にもなり、何もできなくもなりました。

途中で「自分で歌えば」というアドバイスがありましたが、シンガーソングライターのように自分で作詞作曲して歌った曲が成功すれば、高慢になってよくない!と強く示されていました。

ちょうど神様から最も謙遜だと言われたモーセのようです。
モーセ一人ですべてを行うよりも、アロンとミリアムを与えてくださることを選びました。

アロンとミリアムを用意されたように、歌う3人の女性のイメージが与えられました。
歌唱力も特別に良くない方がいいでしょう。
透明感があるような素直な歌唱力で十分です。

作詞は聖書の御言葉を土台としたもので、作曲はこの者で、歌手は3人の女性という形であれば、神様が祝福してくださった時に、それぞれが自分だけの力ではないことを知るでしょう。
そういう信仰で一致することが、神様の知恵と方法でした。

ちょうどエリヤのような「うつ状態」の中でも、日々1時間は祈り続け、聖書も少し読んでいました。
聖書を読めば、モーセは40才でイスラエルの民を救うために、殺人まで犯しましたが
イスラエルの民はモーセを憎んだので、逃げて荒野で40年(80才)まで暮らしたのです。
神様の祝福は忘れられたような時に、神様が大きく用いられたのです。

アブラハムは神様が祝福する約束を受けてから、25年経ちました。
アブラハムは死んだような体になり、サラの胎も閉じて、神様の約束を捨てたようになりました。
(どうして私とサラに子供が生まれよう!(アブラハムが)ハガルに産ませたイシマエルが生きながらえますように)と神様に言いました。
そのような時に、神様の約束が実現したのです。

ヨセフも17才の時に、夢で国を治める者になるという神様の約束を与えられましたが、
その夢が原因で、兄たちに殺されかけ、奴隷として売られ、その奴隷として仕えていた家の主人の奥さんから強姦未遂をされたと偽証されたので、囚人として獄屋に入れられました。

奴隷で囚人の身分の者が、国を治める者になることは不可能です。
あの神様からの約束は終わったと、絶望して生きるしかない状況です。
その絶望的な人生で13年経ち、30才になった時に、神様の約束が成就したのです。
ヨセフが希望を持ち続け、神様からの夢を堅く信じ続けて諦めなかったからです。

自分自身は、教会での迫害経験から、ヨセフの苦難の13年が示されているようでした。
しかし、現実に13年は気が遠くなる年月です。1年でも早く神様からの約束が成就してほしいです。
だけど、その13年が目前となったのです。

神様が定めた、正しい神様の時があります。その時が来ないと成就しないのです。
預言者に言われました。「明日に起こることが今日起こってもおかしいし、来年に起こることが、今年には起きません。すべては神様の正しい時になる。」と

歌手の人と出逢うのも、会社が誕生するのも、また結婚相手に出逢うのも、生まれる時も死ぬ時も、泣くにも、笑うにも、建てるにも時がある。すべての業には時がある。
神様の成されることは皆、その時にかなって美しい。

だから、あなた方の確信を投げ捨ててはいけません!それは大きな報いをもたらすものです!
あなた方が神様の御心を行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です!
もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。遅くなることはありません!

神様の義人は信仰によって生きる!
もし恐れ退くなら、神様の心は彼を喜ばない!

私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じて命を保つ者です。
神様の約束は必ず成就します。

賛美を全国に広げられる約束も実現します!
広がれば孤児や孤独死に直面されている方たちへの働きも動けます。

神様の約束は遅くなることはありません!必ず神様の正しい時に成就するのです。
もし今、神様の約束(祝福)から遠ざかって、暗闇を歩んで苦しんでいる信仰者がいるならば、
神様からの約束が実現するという確信を捨てないで、苦難や絶望の時期を乗り越えましょう。