子供たちの「生」と「死」 | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。



子供は神様からの高価で尊い贈り物です。子供について言及している箇所を聖書でピックアップすると、神様が特別に子供を愛していることがわかります。


イエスは一人の子供の手を取り、ご自分の側に立たせて言われた。

「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。あなた方皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」


「この小さな者たちの一人にでも、つまずきを与えるような者は大きい石臼を首にかけられて、湖の深みで溺れ死んだ方がましです。」


「あなた方は、この小さき子供たちを一人でも、見下げたりしないように気をつけなさい!この小さき子供たちの天使たちは、天国におられる父にいつも報告しているのです。」


「主よあなたの目は胎児の私を見られ、私の日々はまだ一日も造られないうちから、あなたの書にすべて書き記されている。あなたの御計らいは私にとって、いかに貴いことでしょう。」などなどです。


このように神様から特別に愛されている子供たちが、難病や小児がん、事件、事故などで天国に召されてしまうのはショックですし、神様がいるなら死守してほしいと思います。


どこへ行っても、子供たちに好かれているので、この子供たちの誰かが天国に召されたならば胸が引き裂かれる思いになるでしょう。だから、いつも一人一人の名前を呼んで神様の守りがあるように祈っています。


しかしながら、この世は悪魔、悪霊が支配しているので、つまずきが毎日、多くの場所で起こり続けています。


心筋症で苦しんでいる2才の女の子を循環器病センターで見たことがあります。痛々しくて直視出来ませんでした。あまりの苦痛に泣き叫んで、苦しんで苦しんで天国に行ってしまうと思うと現実逃避したくなります。

まだ両親の暖かい愛情に包まれて、天国に送ることができるのはせめてもの慰めになるでしょう。


しかし2001年の池田小事件のようなあってはならないことに対しては、癒されることは非常に困難だと思います。


クリスチャンの立場として本音を言うと、本郷優希ちゃんの天国行きは到底納得出来ません。

優希ちゃんのお母さんの手記「虹とひまわりの娘」を読むと、かなり理想的な女の子です。お祈りすることと聖書の御言葉を毎日読み続けて、「心をあわせ、目をとじて、みんなでお祈りいたしましょう、神様そばにいてください」という賛美の歌詞を書いていることは、本当に神様に愛されている娘さんだとわかります。


優希ちゃんの側には神様が遣わした天使が間違いなくいたでしょう。

そのような娘さんは周りに希望の光を与えることが出来るので、ものすごく貴重な存在です。絶対に生かされているべきですが、現実は残酷だと思ってしまうのです。

しかしその時、廊下を39m歩いたことについては、これは優希ちゃんの両親の愛の力に包まれていたと思います。「絶望、苦しみ、痛み、恐怖」よりも、「優希ちゃんが愛されている愛の力」が勝っていた証明だとしか説明はつかないと思います。


実はあの事件後にクリスチャン3人で池田小の現場に祈りに行きました。祈りの中で、3人とも一致したのは、優希ちゃんをはじめ8人の子たちは最後、愛に包まれて天国に行ったということです。


前回で紹介しましたが、8才のコリトン君が病気で生死をさまよった時に天国に行ったことを証している「天国は本当にある」という本の中で、コリトン君は「お姉さんに会ったよ」と両親に伝えました。

両親はビックリしました。それはコリトン君が生まれる数年前に流産した子だったからです。


コリトン君にはその流産した話は一切していません。それなのに天国で順調に育っているお姉ちゃんに会ったのです。これは信じられる話だと思いました。


聖書でも小さな子供が天国へ来た場合、神様がきちんと面倒を見てくださいます。住む場所もあります。

池田小事件の後で、その8人の子供たちが元気に天国で遊んでいる所へ呼ばれて、一緒に遊び、バスの鍵を探し、地上の家が暗闇に覆われているので、何とかしてほしいと言われた夢を見たことがあります。


8人の子供たちは、現在17才から20才くらいになったでしょう。きちんと成長しています。


これはクリスチャンの信仰が一致している人たちだけに通じる話ですが、キリストの空中再臨というのがあります。その時に、地上のクリスチャンたちは空中に挙げられます。その時にキリストや先に天国に行ったクリスチャンたちと会うことが出来ます。これが起きるのは10年から15年前後かなと言われる牧師も少なくはないです。

聖書ではイスラエル建国から、いちじくの木に例えて時が大体わかるという箇所により推測していました。


マザーテレサや石井十次さん、本郷優希ちゃんにも会ってみたいですね。

また聖書では「人の齢は80年、どんなに生きても120年にしよう」とあります。

現在40代の人なら、あと40回誕生日が来れば天国は近く、天国に行けば永遠に天国で過ごすのです。


コリトン君だけじゃなく、天国体験された方たちの話は共通しています。先に天国で行った人とは、また天国で再会するのです。


ゴスペルシンガーの森祐理さんが、こちらが制作した癒しのCDに参加してくださった時に、「私の弟も関西大震災で天国に行きました。ものすごく辛く悲しい出来事でした。でも死は終わりじゃなく、また天国で会えるという楽しみがあることを弟に言われた時から、この地上で元気に生きていこうと」決心されたと言われました。


そして、もう歌えないというくらいレコーデイングをまっとうされて感動しました。その感動により、音楽(賛美)の制作の仕事を続けることにしたのです。

子供たちの「死」だけを見れば残酷と思いますが、天国で順調に成長していて、いつか必ず会えるという神様の約束を信じれば、なんとか希望は見えます。


本郷優希ちゃんは「優しい希望」という意味から優希と名付けられたそうです。優しい希望は今も生き続けて、天国でも、この地上でも日々降り続けているのです。


「あなたに天国と地上をつなぐ鍵を与えましょう」と神様は言われています。




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