聖書「女性が慎みをもって、信仰と愛と聖さを保つなら、子を産むことによって救われる」
この救われるとは「成長する事」と安食牧師は解釈されています。
つまり、子供を授かることは成長できるという事だそうです。
その事を具体的に証されている「ナンシーオルドバーグ」さんの話を聞きました。
とても素晴らしいので、ここに紹介します。
ナンシーさんはアメリカのキリスト教会の「教育担当者」です。
結婚するまではキャリアウーマンで、大企業のりーダーでした。結婚して3人の子宝に恵まれました。
3人の母親になって、2つの発見をしました。
1つは、自分の中から溢れる母性愛で、子供を愛しいと思う愛がある人間だということでした。
もう1つは、子育てに疲れると短気になり、イライラする。仕事ではかなり忍耐出来たのに、子育てでは何度も何度もキレて、子供たちにぶつけるような、罪深い人間だという事です。
神様はそんな自分をいつもステップアップさせながら成長させて下さるのです。
まず最初は自分の罪深さを知る。自分は良い人間だと思っていた。ところが子育ての中でみにくい部分をたくさん発見するようになった。
ついキレて言葉や態度で、子供たちを傷つけてしまう事がいっぱいある。
例えば、子供たちを寝かせて、やっと自分の時間を楽しもうとした時に、子供の呼ぶ声がしたら、いらだちながら「明日にして!」と言う。しかし「ママ来て」としつこいと怒り狂って子供部屋に向かって怒鳴る。
子供は古いパソコンに文字を打ち込む事を教わったので「ママだいすき」と打ち込んだのを見せて、ママが喜ぶことを楽しみにして何度も呼んだのでしたが、怒鳴りつけられてショックを受けたのです。
その時、私の怒りで息子の思い出を傷つけてしまったことにより、なんて自分は罪深いのだろうと改めて悟ったそうです。
2つめは、だから自分は神様を必要としている事が改めてわかった。今まで以上に神様に祈るようになった。
神の助けがなければ、とてもやっていけない。そういう自分に変えられた。
3つめは、神様の愛を深く知るようになった。子供が愛しい!子供のためなら死ねる!それほど愛している!
その時に神様は私をこんなふうに愛しておられる!いやもっと大きな愛で愛している!
「母がその子を慰めるように、神は私たちを慰められる」という聖書の言葉を実感する。
子供を持つ事によって、神様の愛がリアルに感じられるようになった。人間としても、信仰的にも成長できた。と全てのことに感謝して「子育て」に励んでいるのです。
子育てのお母さんたちの歩む日々が祝福されるように祈っています。