人は、肉体だけの存在ではないですよね。
そこには心もあれば、それぞれに違う考えだって持っています。
例えば包丁で指をケガした場合。
私たちは絆創膏を貼るなりして対処をします。
ところが心についてはどうでしょうか？
「傷ついた」
と感じても心の傷は目に見えないし、絆創膏を貼ることも出来ません。
考えてみると私たちは、体が傷ついた時の対処法は教えられて育つものの、心が傷ついた時の対処法については学ばずに大人になります。
心は目に見えませんので、状態を知るには感じるしかありません。
手が熱いヤカンに触れれば「アツッ」と手を引っ込めるし、足に画鋲が刺さったら「イタッ」と足を引っ込めますね。
そんな「アツッ」とか「イタッ」を、心では「怖い」とか「悲しい」などで感じる、と考えてみて下さい。
つまり、「怖い」とか「悲しい」は、“自分にとって好ましくない状態だよ”ということを教えてくれているのです。
もし、私たちが「怖い」とか「悲しい」を感じることができなければ、いつまでも自分にとって好ましくない状態の中にいつづけることになってしまうでしょう。
「悲しくなんかないもん」
という時、「悲しい」という感情を否定しています。
これを体で例えるなら、鋭く尖ったモノでザクザク刺され続けているのに
「痛くなんかないもん」
と言っているのと同じです・笑
「痛いよ、やめて」と言う。
「痛っ」と言ってそこから逃げる。
などをしないと、どうなるでしょうか。
「怖い」や「悲しい」は、ネガティブな感情と言われたりして、私たちは避けようとします。
しかし、ネガティブだからダメとか不要ということではありません。
肉体にとって異常を知らせるために痛みが必要であるように、ネガティブな感情も必要であることはもうおわかりいただけたと思います。
「そうか、それは分かった。けどじゃあどうしたらいいの？」
という方、
・満ち足りた自分でいたい。
・心も体もよくしたい。
・「そうか！それでいいんだ！」と納得したい。
・もう少し詳しく話を聞いてみたい。
・他院や病院ではあまり改善がされなかった。
と思われるなら、ぜひこの機会にご相談ください。
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山崎達也