自撮り

観光地だけではなく、街中のあちらこちらでよく見かける行為です。

 

何処そこへ行ってきました、いま何処そこにいます

これらをSNSに掲載するには、自分も写っていることが必須であるかのように。

 

元々は公的地位にある人々、芸能人であるとか、企業のトップであるとか

自分の売り込みや宣伝や報告も兼ねて、自分の姿も写った画像を載せ始めたのが

いつのまにか、まるっきりの素人の方までがまねをするように。

 

ごく身近な友達やSNS上の知人に向けての報告や自慢などで利用しているのでしょう。

 

公的な立場にある方は、「載せる記事」に注意を払っています。

多くの人が閲覧、自身の評価へも繋がるからです。

ですので、基本画像を撮るときも周りに写りこむものや人にも気を配っています。

 

ところが、素人の場合

知人向けという範囲でしか考えていませんから、公的立場にある人よりも

載せる画像に気配りをしません。

 

そして、「自撮り」

公的立場にある人は、それ自体が宣伝行為でもあるので

当然、自身の姿が載っていたほうが効果が高い。

しかしながら、素人の人はというと・・・。

 

芸能人がしているから、まねをしているように見受けられます。

または、自身が著名なブロガー、ユーチューバーにでもなったかのような記事だったり。

 

「みんながそうするから」

現代の日本で増えてきた事柄です。

日本は単一民族なので、もともとこういう現象が起こりやすいようですが。

 

以前は、旅行先など出先で写真を撮るときは、風景や友人、知人にカメラが向いていました。

カメラの構造自体が自分に向けて撮る様にはできていませんでしたし。

 

「周囲を撮る」

当然、周りに気がいきます。

できれば、他人が写っていない風景が良いので

タイミングを待つか、譲り合います。

周りにいる人たちも、周囲に気を配り、同じ思いだからです。

知人、他人にシャッターを押すのを頼まれたときも

自分ではなく、周り(知人、他人)に気がいきます。

自然と、周囲に気がいっていたのです。

 

ところが「自撮り」

カメラは何処を向いていますか?

そうです、『自分(自分たち)』です。

当然、気は何処へ向きますか?

『自分』ですよね。

当然、「自分が良く写る」角度や場所をキープします。

 

そうなんです、公共の場(自宅以外)にいながら

周囲ではなく、自分に気がいってしまっています。

 

自撮りを始めた当初は、周りに気を遣う人もいるでしょう。

でも、その都度自分に気を向けていれば

次第に周りのことは目に入らなくなっていきます。

 

この結果、よく出くわすのが

人の前を横切って自撮りをする

人たちです。

 

自分たちにしか、気が向いていないので

当然、そうなりますよね。

 

もし、これを小学生の頃から当たり前のように行なっていたら・・・。

普段から「人の前を横切る」のが当たり前になっていきます。

 

最近、多いですよね。

 

「自撮り」がもたらすもの。

もう、ここ10年くらいになるでしょうか。

日本人のマナーの低下が気になっています。

 

そうしたことに出くわしたとき、考えられる理由などを不定期に書き綴っていきます。

 

「日本人はマナーがよい」と言われていたはず。

 

いったいなにが?