子供の出産後

「実家でのトラウマを思い出してつらい…」

 

愛着障害、パーソナリティ障害のある両親のもとで育った私

 

●父→DV・モラハラ・ASD(尊大型)

   

●母→躁鬱病・カサンドラ症候群

 

生きづらさ、思考・認知のゆがみ毒親育ち・機能不全家庭での

トラウマが原因だった

 

~自分自身の人生を生きるために、自分の感情を開放する~

 

【親の呪縛解消 × 

ジャーナリング・ノート内観術】

 

 

 

 

今日は、経済用語である

【サンクコスト効果】

を親との人間関係に

応用して、書きます

 

 

 

人間関係って経済とは

別物で、感情が絡むけど

 

 

 

●サンクコスト効果

 

 

 

を知ることで

【自分を大事に扱ってくれない人】

から、自分を守れると思います

 

 

 

無理に「親との関係を切りなよ」

とか言っているわけではないので

誤解しないでほしいです

 

 

 

 

私が、父と人間関係を継続していた理由 

 

 

 

あなたは

【人間関係の継続】について

しっかりと意識したことって

ありますか?

 

 

 

私は「これ以上この人とは

関わらない方がいいな」

と感じたらフェードアウトします

(徐々にそっと離れる)

 

 

 

 

 

 

でも、私は35歳まで

父にはできなかった

 

 

できなかった理由は

 

 

●育ててもらった恩があった

(父への感謝を強要されてた)

 

 

●認めてもらえたい気持ち

(頑張ってニセ親孝行してた)

 

 

●今までのことを謝罪してほしい気持ち

(父に認めてもらえば、いつかは

 謝ってもらえると期待してた)

 

 

 

サンクコスト効果とは 

 

 

 

サンクコスト

(埋没費用)とは

 

 

すでに支払ってしまい

取り返すことのできない

金銭的・時間的・労力的なコスト

 

 

 

サンクコスト効果とは

 

 

「すでに支払ったコストを

 取り戻そうとする心理効果」

 

 

サンクコスト効果の影響

を受けてしまうと

サンクコストに気が取られ

合理的な意思決定ができなくなる

 

 

 

サンクコストについて

 

 

 

DV・モラハラ夫と別れられない妻

(私の母)もサンクコスト効果で

合理的な意思決定ができず

なかなか夫と離婚できないのだと思う

 

 

 

父に「認めてもらいたいから、ニセ親孝行する」のもサンクコスト効果だった 

 

 

 

あなたにもサンクコスト効果で

続けていることってないですか?

 

 

 

ずっと父の機嫌をとっていた私

 

 

 

お父さんに【私】を

認めてもらいたかったから

 

 

 

サンクコスト効果

で頑張ったネガティブ

 

 

 

10代後半と

20代前半の時間を

実家で家事に費やして

 

 

 

 

 

 

自分の感情を殺して

自分がしたい事も我慢して

父の機嫌を散々とってきた

 

 

 

私にとって

父に怒られない事が

行動の判断基準だった

 

 

 

35歳まで「いい子」で

頑張ってきたんだから

 

 

 

父が死ぬまで「いい子」

でいようと思っていた

(もはや復讐、執念)

 

 

 

 

 

 

私は一生、【ニセの親孝行】を頑張り続けるの? 

 

 

 

でも、ある時、気付いた

 

 

 

「お父さん、私よりも

 長生きするかもよ?」

 

 

 

父は私の30歳年上

私が64歳で死んで

父が94歳まで生きるって

全然あり得るなって思った

 

 

 

『私ってお父さんが死ぬまで

 ニセ親孝行を続けるの?

 何歳まで??60代まで?

 何それ、ものすごく嫌だ』

 

 

 

 

 

 

 

と思った

父は癌サバイバーだけど、元気

 

 

 

当時、私は35歳だったけど

あと30年位、ニセ親孝行続けるのか…

って考えたら、無理だって思った

 

 

 

 

 

 

自分の人生の時間を使って

お父さんに気を遣い続けるのは

嫌だって思った

 

 

 

お父さんの機嫌を取り続ける【いい子の自分】から撤退した 

 

 

 

「親にすごく気を遣いながら

 関わり続ける」

 

 

 

損益分岐点(※1)で考えたら

傷つけられたり振り回されたりして

 

 

 

マイナス状態なのに

ずっと撤退してないって事

 

 

 

 

 

 

親との関係で、損した自分を認めて

(これが、結構悲しかったです)

 

 

 

損を取り返すのではなく

親から撤退(※2)

してもいいんじゃない?

 

 

 

自分だけが親を気遣う

なんて疲れるよ

 

 

 

私は、あなたが

あなた自身を大事にしてほしい

 

 

 

 

 

 

撤退できない?

理由は色々あるよね…

 

 

 

親への仕送りとか

親と同居してるとか

親の介護とか

 

 

 

でもね【親孝行】って

3歳で終わっているらしいんです

この言葉を初めて聞いた時

私は衝撃的でした

 

 

 

 

 

 

まずは自分の感情だけでも

親から撤退(親への期待をあきらめる)

を試みてみるのはどうだろう?

 

 

 

(※1)損益分岐点

損失と利益が分岐する点、利益がゼロとなる状態

 

 

 

 

 

(※2)撤退

市場において優位性を失った事業から手を引くこと