SHANNON / Angel In Disguise
フランス産5人組の2008年リリース、5年ぶりの2ndアルバム。
ジャケに似合わずすこぶる良質な作品になっています、もろに80年代バンドからの影響を強く感じる楽曲はドライブ感溢れるナンバーが並び、アメリカンロックらしさの中にも欧州のバンドらしい哀メロもきっちり。
ややハスキー気味ながらも実に伸びやかな歌声と、豪華なコーラスワークが全編で生きており、オープニングからスクリームやキャッチーなGリフ、全曲POPでありながらもヘヴィなGソロ、ジャズ / フュージョン系も感じる厚いベース音にKeyがまた上手く溶け込んで最高です。
どの曲も安定していてフックがあり、実にタイトでソリッドな演奏、これメロハー/AORのカテゴライズではなくHard Rockじゃないでしょうか~。
JOURNEY ばりの "On & On " のみバラードですが、他は全て彼らが強く影響を受けている RATT、DOKKEN、GOTTHARD、FIREHOUSE、DANGER DANGER、HAREM SCAREM あたりに近い作風で、それに欧州らしい叙情性がプラスされたような作品です。
全曲、思わずサビでの合唱をしてしまいたくなる、捨て曲ナシの名盤!!
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