ついに「ワイルド・スワン」完読しました~。
↓日本語版文庫(読んだ)。
元はといえば、
教科書に載っていた”三个母亲(3人の母親)”
という面白い話の内容を、
知り合いに話したところ、
「ワイルド・スワン」も読んでみて!
とおすすめされたのがきっかけでした。
清末期~中華人民共和国~改革開放あたりで、
波乱万丈の人生を送った3世代の女性を中心とした話でしたが、、、
「三体」にちょっと出てきた紅衛兵による
リンチシーンなんかの比ではなく、
この時代に様々な方が如何に
裏切り・略奪・暴行・殺人・病気・飢餓などの
憂き目に会ったかがこれでもかと描写されておりました。
その一方で家族や仲間とともに、
どうそれを切り抜けて生き延びて来たか、
それでも生き延びた人々の良心や絆などもしっかり描かれておりました。
↓台湾版ペーパーバック(買ったけど読んでない)。
↓で、同作者の毛沢東さんの本も読もうと、
買ってはみたものの、、、
↓毛沢東さんのことを網羅的・中立的に知るには、
「毛沢東~ある人生~」のほうがふさわしいとのことで、しかも私の好きな山形浩生さんの翻訳本ということもあり、こちらを最近読み始めました。
まあユン・チアンさんファミリーのような経験をされたら、“客観的に中立的に”毛沢東さんの一生を描くのは難しいのではないかと、、、
(まあ読み比べをして、色々自分なりに消化できればベストですね、おそらく。)
あと、合間に就職活動もちょっとずつ行っています。
早く仕事が決まって欲しい一方、
仕事が決まったら
腰を据えて読書するのも難しくなるので、
いろいろマイペースでいきます。