今日は授業が3つあります。頑張ります。
先日、まるの日圭さんのブログを見てて
腑に落ちたことを書き留めておきます。
最近私は、よくいろんなところで
”二極化”
という言葉を聞きます。
これって実際に二極化してるというよりは、
多様化してとらえきれないものを
二極に分けて考えている
ということだと思います。
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世界は二極化するんですか?
貧しきものと富めるものに分かれるんですか?
とかそういう問いがあると思いますが、
二極”化”した、する、というよりは、
二つに分ければ二つになります。
使う線を一本だけにしたら二つになります。
以前私は多くのデータを扱う仕事をしてましたが、
そこで得た結論は、
データが何かを言っているのではなく、
データを見た人間が何かを思ったり、
人間が何かを表現するためにデータを用いている、
ということです。
データは無味無臭無色です。
味や匂いや色を付けるのは人間です。
なので、二極化についても、
様々な情報を”二極化”という味付けにしている
人がいるということです。
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また、データを何百時間も直に扱ったり、
現場で何百時間も実務をしていたりすると、
複雑なものを複雑なままとらえられますが、
人に伝えるときは必ず単純化しないと伝わりません。
なので、まあ分類するならせいぜい、
2とか3とか4。
人間の頭が短時間で理解できる”型”は、
単純じゃないといけません。
今の時代は、膨大な情報が世界を駆け巡る時代です。
物事を単純化したり、
”俺か俺以外か”バリに、
自分と関係があるものないもの、といった
単純な基準で情報をバシバシ整理していかないと、
頭の容量が持ちません、フリーズします。
ローランドさん画像を拝借
なのでまあ私は、
世界は二極化はしてないと思いますが、
多様化は確実にしてますので、
上手いこと”俺か俺以外か”的な
単純なフレームワークを用いて、
簡単な形に分けて考えるのは、
自分の専門分野でないものについては、
良いと思います。
(例えば、政治の専門家に
政治をむちゃくちゃ
単純にとらえてもらったりしたら、
それは困りますが、、、
あーでも何かを決めるときは、
ある程度単純化しないと決められないかしら、、、)
ちなみに、中国語を学び始めて思ったのは、
中国語は”フレームワーク”の宝庫で、
音の短さもあいまって、
情報処理の言語としては極めて効率が良い、
ということです。
まあまた何か思いついたら書き留めます。