先週の日曜日に、
超久しぶりに映画館で映画を見た!
(普通の生活って本当に素晴らしい笑い泣き。)
 
コロナ影響で、
公開予定の映画が延期・中止しまくってるので、
普段みたいに
「あれもこれも面白そう」
という状況ではない。
(むしろ公開する映画がないのか、
「君の名は」とかやってたりする。)
 
ちょっと前にBunkamuraのポスターでみた
「在りし日の歌(地久天长)」
も、Bunkamuraでの公開中止になったし、
あーあえーん、と思っていたら、
川崎109シネマズでやってくれていた^^
内容は、
一人っ子政策真っ只中だった頃の中国で
一人息子が溺れて亡くなってしまった
夫婦たちの話。
比較的ハッピーエンドだと思う。
あと、中国のことがさらに
色々知れてよかった。
それと、馒头(マントウ; 具なしの肉まんみたいなやつ)
が美味しそうだった^^
 
ここ2年くらいで
劇場で見た中国/中国語あり映画のお気に入りは
「クレイジー・リッチ」
(摘金奇缘;Crazy Rich Asians)
「芳華」
(芳华;Youth)
だけど、
「在りし日の歌」
(地久天长;So long, My son)
も追加しようと思う。
 
***
 
「在りし日の歌」もそうだが、
中国の80年代以降の経済成長と
それにまつわる生活の変化の話は、
日本の戦後のそれとかぶるところがある。
 
私の両親は戦後生まれで、
幼いころはそれぞれ別の地方で、
小さな家で家族全員が
身を寄せ合って
つつましく暮らしていたらしい。

その後、両親ともに見事大学に合格。
父は上京し立派な企業に勤め、
その後、母と出会い結婚をし、
家を買い、子供にも恵まれ・・・。
 
祖父母世代では実現できなかった
新しい生活を始めるのだが、
そこにはまた様々なドラマが待っていた。
 
とまあ、うちの家族ですら
なんかの解説風に語るとこんな感じ。
日本にもこんなドラマがたくさんあっただろうし、
中国にもたくさんあったらしい。
(今は今で2020年代の”ドラマ”の
真っ最中ですね。)
 
ちなみに、映画の題名はひっくり返すと
天长地久
tiān cháng dì jiǔ

となり、これは成語らしい。
 
(愛情などが)
天や地のようにいつまでも変わることがない。
 
という意味らしい、いい言葉だわ照れ

人生いろいろ、
世代や国になどによって、
ドラマも様々。
 
でもきっと天长地久なんだわ。