こんにちは
動物看護師／ペットロスカウンセラー
の久美子です
今日、二歳の娘のおもちゃの
修理をしていて思った事がありました
このおもちゃは私の父が
彼女に買ってあげたものなのです
値段は９００円の
お値段もお手頃なものですが「じじが買ってくれた」
という事で
彼女にとってはとても特別な物なのです
今の時代
特に安いおもちゃが壊れてしまったら
新しいものを
買ってしまいがちですよね
「使い捨て」が普通になっている現代
ペットさえもが
「使い捨て」
になってしまっているのが現実です
私が動物総合動物病院で働いていた時
こんなことがありました
お母さんと７，８歳くらいの息子さんが
一匹のトカゲさんを病院へ連れてきました
トカゲさんは
脱水症状を起こしていて
治療をするのに２５０ドルかかりました
そのことを伝えると
お母さんは
「このトカゲは２０ドルで買ったのですよ。
それだったら新しいトカゲを買ったほうが早いでしょう」
と私に言いました
でも、彼女の息子さんにとっては
このトカゲさんは
大切な家族なのです
きっと
飼い始めてから
一生懸命お世話をして
絆を築いていったはずです
犬猫だけではなくて
ハムスターも、うさぎも
トカゲも、蛇も
魚だって
命あるものは
一緒に住めば家族になるはずです
毎年、クリスマスにプレゼントとして
飼われた動物たちが
春頃に
「子供が飽きた」
という理由で新しい引き取り手を見つけたり
お世話を忘れて
病気になってやってきます
どんなに小さくても
この子たちは
懸命に生きています
そして、愛される価値があるのです
きっと
小さいものを大切に
できる心があれば
小さい命をも大切に出来るのだと思います
親として
私たちの未来のために
小さい命を大切に出来る
子供たちを育てていきましょう💜