もう書店や駅の売店にはない「週刊ポスト」からの記事を紹介します。

6月28日の記事(読み直したら誤植が結構あった。直しておきました。)の最後に書いたことですが、ガイガーカウンターではシーベルトの量がわからないということを少し詳しく書きます。

ガイガーカウンターを買った人いますか?
私も放射線の脅威を今より感じていたとき、政府の隠ぺい体質を知ってカード式の安いものを買ってしまいました。
でも、買ってからその粗末さに驚嘆し、買うのならやっぱり数万円する高価格の信頼できるものを・・・ と思いましたが、そもそもガイガーカウンターではシーベルトの測定は出来ないようです。

ガイガーカウンターは売れ過ぎでボッタクリが横行していますので、気をつけましょう。

ガイガーカウンターとは専門用語で「ガイガーミュラー計数管」と呼びます。以下はGM管とします。

このGM管が検知できるのは「放射線の数」だけなのだそうです。
それでGM管が測れるのは「ベクレル」であって「シーベルト」は測れないのです。
「ベクレル」とは物質が1秒間に何個の放射線を出すかを表す数値です。
「シーベルト」とは、人体が放射線によって受ける影響を表す単位です。

そして放射線の種類によって人体が受ける影響は全然異なりますので、それを勘案して数値をシーベルト(Sv)として表します。
放射線の種類によって影響が違うことを考慮して、例えばアルファ線1本はベータ線の20本とみなすといった補正をして数値化するのですが、その補正がGM管ではされないのです。

また線源からの距離などの条件も勘案しないといけませんが、GM管が測るのは単純に数であって強さではないのです。

ですからGM管が測った放射線量が正しかったとしても、それだけで「シーベルト」を求めることはできません。

でも、私が持っているGM管には「mSv」の数値があります。
どのGM管にもSvの文字があるのですが、これは単に測定値に過ぎません。
その測定値も、測定の元になっている数値が確りとしていれば良いのですが、数万円のGM管ではダメなのです。

まず、代表的な放射線の種類を知りましょう
http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-32.pdf

代表的な放射線には、
アルファ線」「ベータ線」「ガンマ線」「X線」「中性子線」がありますが、このうちでGM管が測定できるのは主に「ベータ線」なのです。
http://www.kangenkon.org/shiraberu/houshasen/frame02.htm

前述しましたように「アルファ線」1本の人体への影響力は「ベータ線」の20倍です。
そのアルファ線を殆ど検知しないのです。

X線とガンマ線も検出可能ですがベータ線と比較すると管を透過して検知されるものは非常に微量とのこと。
特にベータ線が多く含まれている原発事故ではガンマ線X線は殆ど検出できないとのこと。

そして「アルファ線」はGM管のガラス窓を通過できないので検出できなく、中性子線は電離能がないので検出できないのだそうです。

人体への影響を正確に測定するにはスペクトロメトリーと呼ばれる定性・定量分析が必要となります。
公的機関・行政が測定を行う空間放射線量ではシンチレーション式検出器と呼ばれる数十万から数千万円の測定器で信用できますが(十万円以下はあり得ない)、テレビなどで手に持って測っている、また行政が各地に配布したGM管、市民団体の測定数値は信用できないものが多いらしいのです。

またGM管はピアノのように定期的に「校正」と呼ばれる補正が必要ですが、それを知って保管している人はどれだけいるのでしょうか?

放射能とは私たちにとってこれからも当分未知の世界の存在なのです。
そんな得体の知れないものを放射する原発を認可するなどとんでもないことです。

私たちに現在できることは、放射線に負けない体を作ることがまず第一ではないかと改めて思います。

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