
先週の木曜から沖縄に出張で一泊しました。行きは2時間40分、帰りは2時間10分。沖縄はやっぱり遠いです。それで今日は、行きと帰りの飛行機で読んだ週刊文春とサンデー毎日から気になった記事とコメントを紹介します。
まず、サンデー毎日から。
スマトラ沖地震の義援金お断り声明の波紋
以前、普段は地震など起きないスマトラ沖で地震が発生したのも不気味です、と書きましたが、日本地震学会の大竹正和会長によると「ここではM7クラスの地震が10年に一度の割合で起きていて太平洋地域に次ぐ地震頻発地帯」なのだそうです。私はテレビを観て聞いたままを書いたのですが、間違った情報のようでした。すみませんです。
しかしこの記事の囲み記事ではちょっと残念なことが書いてあります。
1999年にノーベル平和賞を受賞した国境なき医師団には半月で4000万ユーロ(500億円弱)の献金が集まり、これ以上の献金はお断りという声明を発表しました。しかしこれはもったいないです。今は自分のところがこれ以上義援金を受け取っても(医療の)使い道がないのかも知れませんが、今後の伝染病発生の危惧もあるし、受け取っておくべきでしょう。
この声明は、弱小NGOから非難を受けているとのことです。もう義援金は充分であるという印象を全体的に与えるからだそうで、弱小NGOにはまだまだ義援金が全然足りないのだそうです。確かに自分のことしか考えない軽率な判断だと思います。
一方で、各政府も競い合って援助を口にしますが、最終的には援助しない方が多いようです。たとえば昨年のイランのバーム地震では各国は次々と援助金の声明を出し、総額110億円強が援助金として口約束されましたが、実際に支払われたのは僅かに声明の15%ということです(サンデー毎日では15%とあるが1.75%との声もある・・・ この頁の一番下にあるトラックバックの記事を参考)。
各国はとりあえず援助額を表明し、日本はいつも遅れて額を表明し、対応が遅いと非難されますが、他国が早いのはポーズという責任を持たない言葉だけだからのようです。
無くならない性犯罪
奈良で小学一年生の少女を殺害したとされるK容疑者は少女の性に異常な興味を示すロリコンでした。以前から何度か少女に対する性犯罪で有罪判決を受けています。一度は少女の首を絞め殺そうとしているのを住民に見つかり、殺人未遂で3年の実刑を受けているのです。
このようなことが起きる原因を法務次官の経験もあり性犯罪を熟知する大阪大学大学院の藤岡淳子教授は、日本では「性犯罪は大人になればやらなくなる」という認識があるが、これが誤りだと言います。事実はまったく逆だと言います。
性犯罪者の何と半数が少年期に既に犯行を始めるのだそうです。そして加齢によってその犯罪パターンはより悪質になり、攻撃的になるのだそうです。そういう統計が出ているのに殺人未遂までしていたK容疑者がその後、野放しになっていて悲劇を許したという現実・・・・ これはおかしなことです。 藤岡教授はサディズムや小児性愛は治療対症の精神障害だといいます。それを治療せずに監獄で作業だけさせて過ごさせ罪を償わせる、そして自由にしてしまう、というのは余りにも無策で怠慢なことです。
霊的な観点からも、何回か書きましたが (マトリックス と 田代まさし氏)、本能に取り憑いている欲は増大の一歩をたどるので、よほど自制心が強くないと邪な意識体に憑依的に意識介入され、完治することなくその道をまっしぐらということになるのです。しかし霊的な観点云々を言うまでもなく、統計的に危険極まりないことが分かっているのですから、ミーガン法(性犯罪者の情報開示)などの是非は別にしても何らかの手を打つべきとだと思います。
成果主義の看板降ろす企業続出
「内側から見た富士通―成果主義の崩壊」 という書籍が昨年出版されました。これは日本を代表するリーディングカンパニーだった富士通の人事部という成果主義を推進する部署の社員だった筆者が、他社に先駆けて富士通が導入した「成果主義」の結末を、富士通の中から内幕を披露した本です。1993年に導入した「成果主義」は、結果的には富士通をボロボロにしてしまいました。著者はその原因が、鳴り物入りで導入し話題を呼んだ成果主義であるというお話です。
そもそも成果主義というのはユートピアの発想ではありませんし、ユートピアに一番近い国に住む日本人には特に馴染まないのです。こういうことは霊的な真理としての日本人の特性、日本民族の地球的役割(日本は地球の中心)を正しく理解していれば、まず成果主義で墓穴を掘るようなことはありません。これ(日本の使命)についてはそのうち連載します。
この失敗は取りも直さず「競争原理」は企業内を活性化させず、業績も上げることができなかったということです。それどころか富士通の3年連続の大赤字の原因だったことを示しています。
実際、私の仕事上付き合いのある人で、富士通ゼネラルの販売部門の部長をされていた方に話を聞いても、富士通の子会社でもその方針は継承され、足の引っ張り合い、妬みが蔓延していたと言います。
コーチング
週刊誌にはありませんでしたが、最近、コーチングという指導法が日本でも行われ始めています。部下の成績が伸びなかったりしたとき、部下を叱ったり、ノルマを押し付けたりするのではなく、上司が部下にその原因がどこにあるのかといったことを聞きだし、たとえ上司に答えが分かっていても、決して答えを上司側から部下には言ってはいけないのです。自分で気づいて、根本から意識を変えなければ真の活力は出ないという原則で貫かれます。
就業それ自体に喜びを与えて前向きのエネルギーを活性化させようとする手法で、「答えは自分の中にある」ことを原則として、それを導き出す指導法です。
私もこの指導法をマスターすべく、セミナーを受けました。こういうセミナーが評判を呼んでいるということは素晴らしいことです。
新型インフルエンザ大流行はあるか
国立感染症研究所ウィルス第3部長の田代眞人氏は、新型インフルエンザは最悪の場合、全世界で数億人の犠牲者を出す恐れがあると言います。ここで言う新型インフルエンザとは鳥インフルエンザ(H5N1)のことで、人への侵入が一昨年から昨年にかけてのことではなくてもつと以前と想定すると事態は相当深刻らしい。つまり変異は相当進んでいて覚悟が必要と言うのです。それと鳥インフルエンザはH5N1だけではなくて他にもいろいろな型があり、人や豚への感染も確認されているらしいのです。
それなのに日本のインフルエンザ対策は全然遅れていると危惧します。
ところが一方で、週刊新潮の記事によりますと、インフルエンザ予防接種は打ってはいけないと言います。
予防接種を取りやめた前橋市と、摂取を続けるその周辺の市で、1981年から5年間ワクチン接種と非摂取の比較をしましたが、学校の欠席率や発症数に変わりはなかったというのです。
そしてインフルエンザに対するワクチンの中味は、10年以上昔から基本的には同じワクチンであるともいいます。インフルエンザはどんどん変異を続けるので、これではワクチンを摂取しても意味がありません。副作用で命を落とした人が沢山いることを考えると、無駄なのかもしれませんね。
写真は那覇空港で