こんにちは。姫田ゆきこです。
私は21年間保育士として働いていましたが、縁あって44歳で結婚して
45歳で高齢出産。憧れの母になれたのに、子育てに悩みまくり、挫折の日々。
息子の不登校、身近な人の闘病、死を経験して、自分と向き合うことになりました。
何者かになろうとしていた自分やたくさんの思い込みを手放していく中、
少しずつ身軽になっていきました。
これまでの経験から学んだことが、何か誰かのお役に立てたら
嬉しいなと思い、発信していきます。
今朝の空。
いつもの違うコースを散歩していたら、ピンクの野生の朝顔に出会いました。
かわいい。
いつものコースにはブルーの朝顔。
葉っぱのかたちも違います。
今日は思い立って、息子の部屋の断捨離に取りかかりました。
息子は自分の部屋にいることがほぼなくて、
さらに少し前に、怖い動画を見てから、
一人で部屋に行けなくなり、
当分、使うことないなら、
私に使わせて！
と言うと、
「いいよ。」
と快く承諾してくれたので、
私仕様にすることに。
普段は私はパソコン作業や勉強などをするのに、
リビングのテーブルを使っていますが、
息子がYouTubeを流したり、ゲームをしていたりするので、
集中しづらい。
おまけにやはり家事などもやりながらで、
メリハリがない。
部屋を変えるだけでも、
ちょっと気持ちが切り替わるのではないかと、
息子の部屋を借りることにしました。
ただ、おもちゃとか本とかたくさんあるので、
まずは断捨離。
今の自分にいるもの。いらないものを分ける。
以前は絶対に捨てたくない！
全部いる！
と言っていた息子も、
最近はもう使わない。
と自分で選べるようになりました。
今回、いらないと言ったもの。
息子に任せていますが、
え？それ、もういいの？
と言うものもあれば、
それ、もう使ってないのに…
と言うものもありますが、
とにかく息子に委ねます。
今回はレゴやLaQなど、
私は取っておきたいと思うものを
あっさりと手放してました。
レゴやLaQは私がリアル姫ちゃん家で、
使わせていただきます
学校の教科書も使ってはいませんが、
4年生が終わるまでは取っておいて、
プリント類は処分。
机まわりもスッキリしました。
机の横の小さなチェストの中もチェック。
そこに、給食袋が入れてありました。
息子が1年生になる時に手作りした、
袋とランチョンマット。
よく学校に忘れてくるので、
月から金まで、5組用意して、
日曜日にアイロンがけして、
5日ぶんセットしてたこと。
その時の気持ちがぐわーっと甦り、
涙がポロリ。
そんな時代もあったなぁ。
あとは、押し入れの中の私のお宝箱。
ここには、妊娠中から3歳までのあれこれを入れてあります。
以前、だいぶセレクトしたので、
そのままにしておこうかなと思ったのですが、
今の気持ちで選択してみようと開けました。
産婦人科でもらった出産までのあれこれの冊子とか、
健診の時のエコー写真にコメントをつけたアルバムとか、
お祝いのメッセージの手紙やカードとか、
思い出の品がたくさん。
中に、
産後、息子の授乳や睡眠の時間などを記録したメモ帖がありました。
息子は母乳をちょこちょこ飲みで、
布団に下ろすと目を覚まし、
なかなか寝なくて大変でした。
私もいつ寝てたんだろう？
45歳で初めて母になり、わからないことだらけ。
無我夢中だったと思います。
メモ帖に「寝ない。」
とたくさん書いてあって、
なんとか寝てくれ！と必死だったなぁ。
たまに3時間くらい寝てる時があって、
寝ちゃうとつまらない。
なんて、書いてあったりもして、
大変だけど、幸せだったなぁ。
そんなにがんばらなくても大丈夫だよ。
ちゃんと大きくなるから。
と、あの時の私に伝えてあげたい。
一生懸命すぎて、余裕がなくて、
もっとゆっくり可愛がりたかった。
でも、そんなものなのかもしれない。
その時は回りに大丈夫と言われても、
そんな、大丈夫じゃないし！
とあたふたする。
2人目、３人目になると、
余裕もできて、もっと可愛がれるのかもしれないけど。
いずれにしても母の愛は変わらない。
やり方は下手くそだったかもしれないけど、
そこに愛はある。
子育てではたくさんの後悔があるけれど、
子どもはいつでも、
いいよ。
大丈夫だよ。
と言ってくれていた。
それに気付かなかったのは私。
ごめんね。
ありがとう。
それで、いいのかもしれない。
子育てに正解も不正解もない。
必死すぎて、心配ばかりだった私も、
心配のメガネに気付いて、
それを外すことで、
息子を信じて見守れるようになってきた。
まだ、たまに心配メガネかけちゃうけど
息子の部屋の断捨離で、
たくさん涙を流して、
部屋も私もスッキリ
初めて履いた靴。右はお宮参りの時のもの。
思いきってお別れします。